鈴鹿サーキットで行われる2019全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦開幕を前に、今回同シリーズにデビューを果たすユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)が早速サーキット入り。25日から始まる走行に向けて準備に追われていた。
レッドブル・ジュニアチームの一員であるエストニア出身のヴィップスは、今季FIA F3にハイテック・レーシングから参戦。シーズン3勝を挙げランキング4位を獲得した。
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TEAM MUGENの15号車は、シーズン中盤からパトリシオ・オワードがドライブしていたが、この最終戦を前にレッドブル・ジュニアを離脱することになり、その後任として急きょヴィップスが日本に呼ばれることになった。
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ヴィップスは今週初めに来日すると、早速木曜日に鈴鹿サーキット入り。シート合わせやマシンからの脱出テストを受けた他、雨の中コースウォークに出かけるなど、翌日からの走行に向けて積極的にチームと打ち合わせをしていた。
とにかく準備に余念がないという様子だったヴィップスだが、スーパーフォーミュラでの初走行を心待ちにしていると語った。
「明日の初走行が楽しみだよ。僕にとっては初めて乗るクルマだし、鈴鹿サーキットも初めて走ることになるけど、すごくエキサイティングな状況であることは間違いない。とにかく初めての走行に向けてチームとコミュニケーションを取りながら、様々な情報を得ているところだ」
「この鈴鹿でのレースの話は突然やってきて、正直十分な準備ができていない。全てにおいて新しい体験になるけど、明日このクルマに乗って、コースインする瞬間が楽しみだ」
なお、今回参戦することになった経緯についてヴィップスは、ヘルムート・マルコ氏からの“突然の連絡”がきっかけだったという。
「僕たちのボスであるヘルムート(マルコ)から連絡がきてスーパーフォーミュラの最終戦に参戦するという話になった。僕としては次はマカオGPに出る予定でスケジュールが空いていて問題はなかったけど、本当に突然の出来事で、連絡を受けてすぐに準備して日本にやってきた……という感じだ」
またヴィップスはスーパーフォーミュラという日本のトップカテゴリーを経験し、日本のスタッフと一緒に仕事をすることで、今後に役立つことを吸収していきたいと語った。
「正直、僕自身はレースをしたことがないから、どんなシリーズなのかは想像がつかない部分がある。まずは日本でレースをするというのが初めてで、楽しみな気持ちはある。このシリーズだけでなく、日本の文化に触れることも自分にとっては新しい経験となる。今回こうしてTEAM MUGENのスタッフと一緒に仕事をしていくことで、何か新しい収穫が得られるのではないかと思っている」
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