レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンは彼の父親であるヨス・フェルスタッペンと同じような不満を抱いてはいないと語った。
今季前半戦で2勝を挙げたレッドブル・ホンダ。しかしフェラーリが進歩を遂げたこともあり、夏休み明けの第13戦ベルギーGP以降は優勝を狙えるような速さを示すことができていない。
■フェルスタッペン親子に焦り?「来年も”失われた1年”になってしまう」
こうした現状を受け、オランダのTVに出演したヨス・フェルスタッペンは、チームが改善しなければ、2020年も息子にとって”失われた1年”になってしまうとコメントした。
しかしながらホーナーは、2020年の計画について議論するために日本GP前にホンダのサクラ研究所を訪れた際も含め、マックスからは今後について前向きなコメントしか聞いていないと話した。
ヨスの発言について聞くと、ホーナーはmotorsport.comに次のように語った。
「父親とマックスは全く異なる人物だ。彼は大局を見ている」
「彼は(日本GPを前に)サクラに行き、ホンダのエンジン開発やF1への取り組み方、今後の状況などを見てきた」
「彼はファクトリーで何が起きているかも見ているんだ。残念ながら、”レーシング・パパ”は時々エキサイトしてしまうことがあると思う」
フェルスタッペンとレッドブルが交わしている現行契約は、2020年末で満了となる。レッドブルは間違いなく、2021年以降もフェルスタッペンをチームに残留させようとしている。
しかしながらホーナーは、2020年は多くのトップドライバーが契約期限を迎え、ドライバー市場が流動的になるため、フェルスタッペンとの契約交渉がすぐに始まる可能性はほとんどないと言う。
来年まで契約の交渉を待つことになると思うかと訊くと、ホーナーは「そうなるに違いない」と答えた。
「マックスやルイス(ハミルトン)、セバスチャン(ベッテル)が2020年末で契約が満了となる。3人も市場に出るんだ」
「必然的に、来季それぞれのチームが持つ相対的なパフォーマンスを全員が確認するのを待つことになる。それはシーズン前半になるだろう」
フェルスタッペンは定期的にメルセデス移籍が噂されてきた。しかしホーナーは、フェルスタッペンが長期的に望むものを提供できるのはレッドブルの方だと信じている。
「彼はチームの環境に満足している。彼はこのチームで自身の野心を実現したいと考えている。それを実現するためのプラットフォームを提供できるかは、我々次第だ。私はできると確信している」
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