レッドブル育成ドライバーのひとりで、今季はB-Max Racing with motoparkからスーパーフォーミュラに参戦しているルーカス・アウアー。彼はここまでの6戦中4戦でポイントを獲得する堅実な走りでランキング6番手につけている。最終戦を前にしてタイトル争いからは脱落したが、来日1年目の外国人ドライバーが軒並み苦戦する中で高いパフォーマンスを見せていると言える。
そんなアウアーはこれまで、叔父であるゲルハルト・ベルガーが代表を務めるDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)でキャリアを積んできており、今年はIGTC(インターコンチネンタルGTチャレンジ)のスパ24時間に参戦するなど、数々のスポーツカーレースを経験してきた。
■オワード、レッドブル育成も離脱。来季はマクラーレンと共にインディカーへ?
フォーミュラカーレースのフル参戦は5年ぶりのアウアーだが、2020年以降は耐久レースを含めた様々な選択肢を検討している様子。motorsprt.comに対して次のように語った。
「今年僕はスパ24時間レースを走ったけど、こういった種類のレースをすることに関しては非常に前向きなんだ」
「その(スパ24時間での)経験は素晴らしく、とても楽しかった。24時間レースでは多くのことが学べるんだ。スパは特に天候が絶えず変化する場所だし、マシンに乗り込む度にゼロから適応しなければいけない」
アウアーはまた、将来的なル・マン24時間レース参戦を目標としているというが、今季は日本国内に腰を据え、スーパーフォーミュラに専念している。彼が所属しているのは日本のB-Max Racingとドイツのmotoparkがタッグを組んだチームだが、そのコラボレーションにも概ね満足しているようだ。
「B-Maxのクルーは既にスーパーフォーミュラで2年間戦ってきた。今はmotoparkが彼らを後押しすることができていると思う」
「いくつかの物事がうまくいかなかったのは、少し経験不足な部分があったからだと思っている。ただ、今は少なくとも主要な部分では問題が解決していると言える。僕たちは少しずつ(トップチームに)近付くことができているんだ」
今後の去就が気になるアウアーだが、スーパーフォーミュラで自身は多くの経験が積めたとして、“あと1年ないし2年”日本に残る可能性を否定しなかった。
「スーパーフォーミュラへの参戦は間違いなく正しかった。常に学ぶことがあったし、新しい文化を通して個人的に大きな飛躍を遂げることができた」とアウアーは続けた。
「非常に多くの経験を積むことができた。新しいチームで全てをゼロから構築しなければいけなかったからだ」
「僕たちは好不調に波があったけど、今は落ち着いているし、先頭集団にいると思う」
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