MotoGP第16戦日本GP予選で、2番手フロントロウを獲得したフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)。彼は、3番グリッドに並ぶチームメイト、ファビオ・クアルタラロを上回るのは、”世界で最も難しいことのひとつ”だと語った。
第4戦スペインGPでMotoGP最年少ポールシッターとなったクアルタラロは、ルーキーながら今季すでに4度のポールポジションを獲得する速さを見せている。
■ヤマハ勢を警戒するマルケス、もてぎ初ポール獲得も目標は“表彰台”?
MotoGP参戦2年目を迎えているモルビデリが、予選でクアルタラロを上回ったのは日本GPで3度目。濡れた路面が乾いていく難しいコンディションの中で、ポールポジションを獲得したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と0.2秒以内の差で、ヤマハの若手ふたりがフロントロウを争った。
クアルタラロを負かしたことが力になるかと訊くと、モルビデリはmotorsport.comに次のように答えた。
「予選アタックでファビオを打ち倒すのは、世界で最も難しいことのひとつだと思う。彼は信じられないほど速く、水を飲むみたいに速さを引き出すことができるんだ。だから(上回ることができて)嬉しいよ」
「僕は(レース)ペースも良いから、決勝も良いレースができると期待している。でもあまり過信したくはない。まずはコースに出て、それからだ」
モルビデリは、ドライコンディションとなった18日(金)は”1日中”速かったため、ドライでレースが行われることを期待している。
クアルタラロの活躍に隠れているが、モルビデリは直近4レースで3度トップ6フィニッシュを飾るなど調子が上向いている。同時に、ヤマハ勢全体の成績も上がってきているが、モルビデリはクアルタラロの成功がそれに寄与していると語った。
ヤマハ勢好調の理由について、モルビデリは「それにはふたつの理由が組み合わさっていると思う」と説明した。
「ひとつはファビオだ。彼はこのバイクで驚くべきことをして、信じられないほど速く走れるということを示したんだ。だから彼はヤマハの全ライダーに正しいモチベーションをもたらした」
「そしてもちろん、ヤマハのパッケージも改善された。これによりヤマハ勢全員がさらに前進した」
予選でモルビデリの後塵を拝したにも関わらず、クアルタラロは自身のパフォーマンスに自信を持っており、ドライとウエットがミックスされたコンディションでは「人生で最高の走りだった。こんなコンディションで速く走れたことはなかったからね」と話した。
「僕たちは本当にフロントロウを獲得できるとは思っていなかった。でもFP4でフィーリングが良いことが分かり、それが可能だと思ったんだ」
「自分のアタックラップで多くのミスを犯したことを考えると、今回の結果には本当に満足している」
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