LCRホンダの中上貴晶は母国GPとなる日本GPを前に、2020年の契約延長決定という嬉しい知らせと、終盤3戦(マレーシア、オーストリア、バレンシア)の欠場という悲しい知らせを公表した。
欠場理由は、第8戦オランダGPでバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)と絡んだ際に負った傷の状態が芳しく無く、その治療を行うためだという。
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「アッセンのクラッシュの後、右肩に痛みがあったんです。それからレースごとにパフォーマンスを失ってしまいました」
日本GPの木曜プレスカンファレンスに出席した中上は、そう語った。
「皆さんご存知だと思いますが、終盤3戦を欠場することになりました。もちろん最終戦バレンシアまで走りたかったのですが、現時点ではそれは不可能でした」
「直近のレースでも、レースをフィニッシュすることに苦戦していました。トラックレイアウトにもよりますが、アラゴンはまぁまぁ良くても、タイは苦戦してしまいました。バイクをホールドするのに力を使ってしまうんです」
「思ったように走れていない、という感じですね。怪我をした当初の感じであれば最後まで走れたと思いますが……」
そう語る中上。さらに、日本GP終了を待って手術を受けることを決める前は、ポイント圏外が続くようならその時点で手術を受けるつもりだったという。痛めた右肩の影響は大きく、ブレーキングの際に苦戦してしまう事が大きな問題だったと、中上は話した。
「チームとも毎戦相談していて、ポイント圏外が続くようだと手術をしようと考えていたんです。でも直近2戦で10位に入れたのは、日本GPまで頑張ろうと思えた理由ですね。ただ、それでも(状態は)かなり厳しいです」
「1周(のタイム)はなんとかなるんですけど、レース距離になるととても誤魔化せない、という感じです」
「一番(厳しいのは)右肩を負傷したというところですね。右手なので、ブレーキングで(レバーを)強く握ることもありますし、身体を支えるのにも力を使うので……。レース距離が長いほど、状態が悪化しているのを感じます」
「でも、(日本GPに)出ると決めたからにはベストを尽くしたいと思います」
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