鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPの予選で、アルファロメオの2台はまずまずのグリッドポジションを手にした。2台ともQ3進出は果たせなかったものの、アントニオ・ジョビナッツィが11番手、キミ・ライコネンが13番手からレースをスタート。入賞も狙える位置のように思えた。
しかし決勝ではペースが上がらず、ライコネンが14位、ジョビナッツィが16位までポジションを落とすこととなり、チームもロシアに続き無得点となってしまった。
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ライコネンは、ミディアムタイヤとハードタイヤを履いた際にペースを上げられなかったことが今回の苦戦の原因だったと振り返った。
「僕の辞書の”普通”からは、かけ離れていた」
ライコネンはmotorsport.comに対し、レース後にそう語った。
「最初の2セットのタイヤで、フロントのグリップがなく、そして速さもなかった理由を理解するのは難しい」
ライコネンはミディアムタイヤを履いてスタート。その後、ハードタイヤに履き替えたが、そのいずれでも、良いペースを発揮することができなかった。
「でも最後にソフトタイヤを履いたら、突然3~4秒も速くなった。マシンはかなり良い感じになったんだ」
「どうしてそうなったのかは分からない。その問題ができるだけ早く解決できることを願っているよ」
「僕らはふたつの異なるエアロパッケージを試した。そこから学ぶことができると確信している。そしてうまくいけば、トップ10の戦いに戻ることができるはずだ」
夏休み明け以降、アルファロメオは苦戦が続いている。ベルギーGPから日本GPまでの5レースでアルファロメオが獲得したポイントはわずかに3。しかもその全てがジョビナッツィの手によるものである。ライコネンは5レース連続無得点の状態だ。
台風19号の影響で土曜日のセッションがキャンセルされたことが、アルファロメオにとって痛手だったのか? そう尋ねられたライコネンは「分からない」と答えた。
「どういうわけか、ソフトタイヤを履いた時だけマシンはうまく機能した。でも他のタイヤを履いた時には、そうじゃなかったんだ」
「僕らはミディアムとハードで、グリップを得ることができなかった」
「こんなことは、おそらく今年初めてだろう」
夏休み明け以降、ライコネンの成績を上回り続けているジョビナッツィ。しかし今回は、残り4周というところで2度目のピットストップを強いられるなど、うまくいかないレース展開となった。
「とても難しい週末だった」
そうジョビナッツィは語った。
「レース中ずっとペースが遅かった。でも予選ではそれほど悪くなかった。他の中団チームに、非常に近いパフォーマンスだったんだ」
「でも、レースでは居場所はなかった」
「僕らは全てをチェックして、次のレースに向けて最適な解決策を見つけ出さなきゃいけない」
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