現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > アルファロメオF1、空力パッケージを分けて走行も苦戦。ライコネン「状況を解明して入賞を争いたい」

ここから本文です

アルファロメオF1、空力パッケージを分けて走行も苦戦。ライコネン「状況を解明して入賞を争いたい」

掲載 更新
アルファロメオF1、空力パッケージを分けて走行も苦戦。ライコネン「状況を解明して入賞を争いたい」

 アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、鈴鹿サーキットで行われたF1第17戦日本GPの決勝レースを終え、一貫性のないマシンパフォーマンスに混乱しており、問題を解決して再びポイントを争えるようになることを期待していると語った。

 13番手から決勝レースをスタートしたライコネンは、レースを通してマシンのパフォーマンスを改善することができずに14位でフィニッシュ。5戦連続で入賞を逃してしまった。

ライコネン「最後のタイヤは良かったが、序盤2スティントはフロントのグリップがなくて機能しなかった」:アルファロメオ F1日本GP日曜

 ライコネンはとりわけ第1スティントのグリップ不足に悩まされていたが、2回目のピットストップを終えてソフトタイヤを履いた後は、突然グリップ不足の問題が改善したという。

「退屈な日だった。間違いないね。理由はわからないけれど、最初の2スティントはまったくフロントタイヤのグリップがなかった」とライコネンは話した。

「ソフトタイヤに変えると、マシンはかなり良くなった。突然これまでよりも3秒か4秒も速くなったように感じた。だからとても混乱している。これを解決できることを願おう」

「今週末、僕たちは2台のマシンの空力パッケージを分けて走っていた。状況を解明して、本来僕たちがいるべき位置に戻り、ポイントを争えることを期待している」

 一方チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィは11番手からスタートし、16位でレースを終えた。彼もライコネンと同様に一貫性のないレースペースに不満を述べている。

「僕も同じ状況だった」とジョビナッツィは語った。

「レース中のペースは本当に遅かった。他の中団チームと比べても、予選は本当に良かったんだ。だけどレースではかなり苦戦したので、残りの4レースに向けて解決策を見つけることが必要だ」

「(何が間違っていたのか)本当にわからない。もっと詳しくチェックする必要がある。それからどうなるか見てみよう」

 コンストラクターズランキングにおいては、アルファロメオは現在35ポイントを獲得したランキング8位につけている。7位のレーシングポイントとは19ポイント差、9位のハースとは7ポイント差だ。

 チーム代表のフレデリック・バスールは、ポイントを獲得できないレースが続いていることに残念に思っているというが、チームは現在抱えている一貫性の問題を根底から解決しなければならないと主張した。

「トップ10に入ることを目標にレースに臨んでいるが、結局オープニングラップ以降はポイントを争うことができなかった」

「レース終盤はソフトタイヤでかなり良いペースを発揮することができたので、レースを通して同じレベルのパフォーマンスを発揮できるようにするためにも、何が起きたのかを見直して、データを分析しなけれなならない」

「このように拮抗しているところでは、常にマシンから最大限のものを引き出すことが必要だ。そうでなければ、今回のようにライバルたちが優位な立場に立つことになる」

関連タグ

こんな記事も読まれています

【月額32万2630円から】レクサスLM、KINTOでサブスク開始
【月額32万2630円から】レクサスLM、KINTOでサブスク開始
月刊自家用車WEB
V12エンジン搭載! 新型「FRスポーツカー」世界初公開! 大排気量&高回転志向で830馬力発揮の「12チリンドリ」米で発表
V12エンジン搭載! 新型「FRスポーツカー」世界初公開! 大排気量&高回転志向で830馬力発揮の「12チリンドリ」米で発表
くるまのニュース
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、高度なサウンドチューニング機能を操れる!
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、高度なサウンドチューニング機能を操れる!
レスポンス
もうオープンホイールじゃない!? フェラーリF1、攻めたデザインの“雨用タイヤカバー”をフィオラノでテスト
もうオープンホイールじゃない!? フェラーリF1、攻めたデザインの“雨用タイヤカバー”をフィオラノでテスト
motorsport.com 日本版
ガレージ作業からアウトドアまで!マルチに使えるクッションパッド登場 ゴードンミラー
ガレージ作業からアウトドアまで!マルチに使えるクッションパッド登場 ゴードンミラー
グーネット
ベントレー 最後のW12エンジン搭載モデル「バトゥール コンバーチブル」発表
ベントレー 最後のW12エンジン搭載モデル「バトゥール コンバーチブル」発表
グーネット
新時代の仕事「ロボット管制」ってなに? どんな業務なのか、NTT Comを取材した!
新時代の仕事「ロボット管制」ってなに? どんな業務なのか、NTT Comを取材した!
くるくら
日産、2025年3月期決算は売上高が過去最高の見通し 世界販売は7.5%増の370万台を計画
日産、2025年3月期決算は売上高が過去最高の見通し 世界販売は7.5%増の370万台を計画
日刊自動車新聞
「新トンネル」でスペイン村や賢島が近くなる!「伊勢志摩連絡道路」さらに一部区間が2024年度開通へ
「新トンネル」でスペイン村や賢島が近くなる!「伊勢志摩連絡道路」さらに一部区間が2024年度開通へ
乗りものニュース
[15秒でわかる]日産『キャシュカイ』改良新型…刷新されたフロントデザイン
[15秒でわかる]日産『キャシュカイ』改良新型…刷新されたフロントデザイン
レスポンス
「“自家製”ランボルギーニ」登場!? ちょっと“小さい”「ディアブロ…!?」! 精巧すぎる「2ドアスポーツカー」の正体と“唯一の本物パーツ”とは
「“自家製”ランボルギーニ」登場!? ちょっと“小さい”「ディアブロ…!?」! 精巧すぎる「2ドアスポーツカー」の正体と“唯一の本物パーツ”とは
くるまのニュース
「プラモでしか見たことない……」伝説の“6輪タイレル”「P34」がオークションに登場 わずか2シーズンで消えた唯一無二のF1マシンとは
「プラモでしか見たことない……」伝説の“6輪タイレル”「P34」がオークションに登場 わずか2シーズンで消えた唯一無二のF1マシンとは
VAGUE
日産車体、新社長に冨山隆副社長が昇格 吉村東彦社長は退任
日産車体、新社長に冨山隆副社長が昇格 吉村東彦社長は退任
日刊自動車新聞
フェラーリの脅威は変わらない? トヨタ、WECスパ戦に向けBoPで締め付けも跳ね馬最速と予想
フェラーリの脅威は変わらない? トヨタ、WECスパ戦に向けBoPで締め付けも跳ね馬最速と予想
motorsport.com 日本版
トヨタ「GR86」用のHKS GATE専売サスが凄すぎる! まるで「スムーズな運転養成ギプス」と呼びたい仕上がりとは【デモカー試乗】
トヨタ「GR86」用のHKS GATE専売サスが凄すぎる! まるで「スムーズな運転養成ギプス」と呼びたい仕上がりとは【デモカー試乗】
Auto Messe Web
映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」に登場した電動SUV「ID.4」のゴジララッピング仕様がご覧になれます! フォルクスワーゲンブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」に登場した電動SUV「ID.4」のゴジララッピング仕様がご覧になれます! フォルクスワーゲンブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
輸入車で旅に出よう【ディーゼル/PHEV/BEV】パワートレイン別おすすめの旅車
輸入車で旅に出よう【ディーゼル/PHEV/BEV】パワートレイン別おすすめの旅車
グーネット
ルージュ ベルベットのドレッシー仕様登場!「DS4」の特別仕様車「リボリ BlueHDi コクリコ エディション」は、ChatGPT搭載の知性派だった
ルージュ ベルベットのドレッシー仕様登場!「DS4」の特別仕様車「リボリ BlueHDi コクリコ エディション」は、ChatGPT搭載の知性派だった
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村