台風19号の影響で、2019年のF1日本GPは12日(土)に予定されていたセッションを全て取り止め、予選と決勝を同日に行うことになった。
GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の理事でもあるロマン・グロージャン(ハース)は、全ての走行を2日間で完了するというのはポジティブなことだと語った。また、状況次第では予選がキャンセルとなり、FP2の順位でグリッドに並ぶ可能性があるため、同セッションでは全力を尽くしたことも明かした。
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「僕たちはFP2を頑張ったんだ」とグロージャンは話した。
「FP2では強力なエンジンモードを使って走った。実際これはとても良いフォーマットだったと思う」
「(グランプリウィークエンドが)土曜と日曜しかなくても、FP1を土曜午前、FP2を土曜午後に行って、そのタイムでグリッドを決める……良さそうだと思う」
「(FP1とFP2では)プッシュするのに十分なタイヤのセット数があって、マシンのチューニングもできる。夜は“門限”があるから、メカニックが徹夜をするということもないんだ」
「それぞれのセッションは1時間半で、タイヤも時間もたっぷりある。午後にはロングランを行う必要もあるだろう」
「各チームたくさんの動きがあって、たくさんのマシンがコースを走る。もし2日間で(グランプリウィークエンドを)行う必要が出てくるとしたら、僕は賛同できる」
トロロッソのダニール・クビアトも、F1が将来的にグランプリウィークエンドを2日間に短縮することを視野に入れるべきかもしれないと話した。
「今回の件はF1のタイムテーブルにおけるちょっとした実験だと思う。それは全く悪いことだとは思わない」
「僕たちは既に、タイムテーブルをどうこうするよりもはるかに大事なことについて議論しているけど、フリー走行(のフォーマット変更)に関してはやってみる価値があるかもね」
「土曜の朝に長いフリー走行をして、それから午後に予選をするんだ。そうすれば、みんなは少しでも家で休むことができるんだ。それはメカニックや……僕たちだってそうだ」
「でも基本的には、毎日のように働いてくれている人たち(メカニック)のためだ。この(短縮された)1日が、彼らをより生き生きとさせるかもしれないんだよ? 試してみるのはありだと思う」
さらにメルセデスのルイス・ハミルトンも、タイヤをもっと自由に使えるという観点から、グランプリを2日に短縮することに好意的だ。
「確かに(日本GPの)金曜はいつもより良かった」とハミルトンは語った。
「いつもは各セッション毎にタイヤを2セットしか使えない。でも、今回は土曜のセッションがないことが分かっていたので、土曜に使う予定だったタイヤを全て持ち込めた」
「これは興味深い経験だった。彼ら(ピレリ)はもっとタイヤを持ってくる必要があると思うね」
「セッションが始まってから20分間待機するのではなく、始まってすぐに走ることができるので、僕たちにとっても、そしてファンにとっても良いことだと思う」
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