KTMのポル・エスパルガロは第14戦アラゴンGPで左手首骨折の負傷を負ったが、手術と“1日中”行われた集中的なリハビリの甲斐あって、約2週間後のタイGP出場に間に合った。彼は手首に固定用のプレートが残る状態ながらも13位でゴールし、見事にポイントを持ち帰った。
エスパルガロは26周に渡るレースの終盤、タイの熱気でヘトヘトになったこともあり苦戦したものの、負傷した左手首は持ちこたえたと話している。
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だが「それで十分」と、エスパルガロは負傷から2週間で復帰したレースを評価した。
「レースで最善な状態では無かったのは確かだ。だけどこういったコンディションは、今年の中でも最も厳しいモノのひとつだったと思う。だからこうした位置でフィニッシュしたことや、トップとのギャップについては気にしていない」
「1週間ちょっと前に、タイへ飛んでレースをするように言われたら、無理だと話していただろう。でも僕らはそれをやったんだ。物凄いことだよ」
そう語ったエスパルガロ。彼は13位に入賞したため3ポイントを獲得したが、“3ポイント”はリハビリを懸命に行ったことへの対価に値すると考えているのか……それを訊かれたエスパルガロは次のように答えた。
「糸の残る手でレースウィークをどう過ごしたかを考えれば、こうしたポジションでフィニッシュできたのはかなり良い結果だ」
エスパルガロは負傷によって欠場したオーストリアGPとアラゴンGPを除いて、全てのレースでKTM勢のトップでゴールしている。
「マシンに自信を持って上手く乗れているというのは確かだ。僕はこのバイクが“自分のバイク”だと感じているし、正直に言って今はKTMにとても楽しく乗っている」
「確かにウチのバイクはMotoGPでベストなバイクではない。依然として開発中だ。だけど、とてもいい水準で進んでいる。そのまま作業を続ける必要がある」
「(KTM勢)みんなが改善に取り組んでいる。彼らが予選やレースで僕の前にいないとしても、彼らも懸命に(マシン開発に)取り組んでいるんだ」
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