MotoGP第15戦タイGPで、ジャック・ミラー(プラマック)は6番グリッドと2列目スタートを確保していたが、スタート直前のウォームアップラップを終え、グリッドにつく直前にエンジンストールを喫してしまう事態に陥った。
ミラーはこのアクシデントによって、ピットレーンスタートになってしまったが、レースでは追い上げを見せ、最終的に14位でフィニッシュ。なんとかポイントを持ち帰った。
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スタート直前というタイミングでエンジンストールを起こしてしまったミラーだが、彼は当時の状況を次のように語っている。
「バイクを(グリッドに)止めると、キルスイッチを押してしまったんだ。すぐに『ウソだろ!』ってなったよ。だって自分が何のスイッチを押したのか、完全に分かっているんだからね」
「ちょっと急いでいて、いろんな事を素早くやろうとしていただけなんだ。ローンチ(スタート)用のボタンを押そうとして、違うボタン(キルスイッチ)を押した。簡単なことだ。僕はそれをやってしまったんだ」
「そういうことも起こるものだ。僕はアドレナリンが出ていた……そういう事だよ」
ミラーはこれまでにこうしたアクシデントを起こしたことは無く、今後は繰り返したくないと話した。また、ミスを割り切ってレースに集中する事ができたかどうかを訊くと、彼はこう答えた。
「(エンジンが止まって)コースから出ていったけど、腹立たしかった。勘違いしないでほしいけど“自分に”ガッカリしたんだ。でもピットレーンからスタートしてすぐにそれを振り払ったよ」
「(レースは)ベストを尽くした。スタートからフィニッシュまで可能な限り懸命にプッシュした。集団に追いついて、できる限りポジションを取り返した。ただ僕のできる最高の結果が14位だったんだ」
ミラー曰く、この“キルスイッチ”ミスとターン1での軽微なミスを除いて、レースはかなり完璧に感じられたという。
「レース中はかなり単独走行で、1周目はスリップストリームもなかった。だからすぐに燃費用のマッピングに切り替える必要があった。スリップストリームが無くて風の抵抗を受けていたからね」
「“エコモード”で全体的に走行していて、それでマシンを機能させようとしていたんだ」
「(レース中は)一貫してかなり良い感じだったんだけど、リヤタイヤには少し苦戦していた。十分なグリップが無かったんだ」
「マルク(マルケス)や先頭集団のペースをチェックしてみたけど、僕は1分31秒台には序盤しか踏み込めなかった。レース全体を通じてそのタイムで踏み留まるのは不可能に近かったよ」
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