長く続いたヨーロッパラウンドの最終戦、MotoGP第14戦アラゴンGPは、アプリリアが今季イチの走りを見せた。アレイシ・エスパルガロが7位入賞を果たし、ライダーそしてチームにとっての今季ベストリザルトを記録したのだ。
一方、チームメイトのアンドレア・イアンノーネはトップから22秒差の11位フィニッシュと、同僚にも大きく差をつけられる結果となった。
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ここまでの14戦を終えた段階で、アプリリアはエスパルガロが46ポイント、イアンノーネが32ポイントを獲得。アプリリアでのキャリアが長いエスパルガロが好成績を残している。
アラゴンGPのレース終了後に、イアンノーネは昨年スズキ時代に表彰台を獲得したパフォーマンスを強調し、今回のレースでエスパルガロとの間で目立ったギャップでは、適切な評価にはなりえないと語った。
「僕は満足できていない。なぜなら最高速や加速といった多くの面で、チームメイトと比較して失っている部分があるからだ」と、イアンノーネは言う。
「この問題はシーズン開幕時からつきまとっている。何故かは分かりづらいんだ」
「あるライダーはある程度のポイントを得ることができて、一方で僕は自分の限界を超えていたと思う」
「確かに僕はアプリリアに“大切なコト”を求めている。それは今年の終わりまでにバイクに何か革新的なパーツが来るとかいったことではなく、少なくとも2台バイクを同じように走らせられれれば……というモノだ。今はそうではないからね」
「彼らは2台の同じバイクを持ってきているけど、それらは異なるパフォーマンスになっているんだ。だからそれは何故なのかを理解する必要がある」
「(アラゴンで)アレイシは良い結果だった。だけど僕はこのコースで去年最後までトップを争って表彰台に載っているんだ。チームとして成長するために、僕らは同じレベルである事が必要だ」
エスパルガロはモーターランド・アラゴンのトラックレイアウトがアプリリアRS-GPのマシン特性に合致していたと見ている。イアンノーネもそれに同意しているようで、他のコースではより厳しいことになるだろうと認めた。
「僕としては、ここはアプリリアにとって有利なトラックだったと思う」
「次のレースは厳しくなるだろう。だから僕らは地に足をつけていかなくちゃならない」
「現時点で僕らは何も進歩が無い。トラックの方が僕らに近づいてきただけなんだ」
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