F1第15戦シンガポールGPで、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは10位でフィニッシュを果たし、今季3度目の入賞となった。
しかしレース中盤、ジョビナッツィはターン8でクラッシュしたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のマシン回収のためのクレーンに近づきすぎてしまった。この結果、ジョビナッツィには10秒間のタイム加算ペナルティが科されることになった。
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ただジョビナッツィは、11位のロマン・グロージャン(ハース)に対して17秒のギャップを築いていたため、順位が変わることはなかった。
スチュワードはこのインシデントについて、以下のように声明を発表している。
「ターン8ではマーシャルとクレーンがクラッシュ(の回復)に取り組んでいたため、レースディレクターは全てのマシンへターン8で右側に留まるように指示を与えた。またその位置より前で二重イエローフラッグを振っていた」
「スチュワードは、ドライバー側からの”十分に減速していた”という説明を受け入れた。しかし同地点のマーシャルまたはレースディレクターらは安全と感じる距離よりもドライバーが接近しており、スチュワードはそれに同意する」
「ドライバーはインシデントの位置を伝えられ、右側に留まるように言われていたが、クレーンが動く事は考慮していなかった」
「スチュワードは深刻な危険を起こす可能性があり、マーシャルに対するリスクがあったと考えている」
ジョビナッツィは第1スティントを伸ばす戦略により、レース勝者のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の前を走ったばかりか、リードラップも記録した。その後ダニエル・リカルド(ルノー)との接触もあり一時的にポジションを落としたが、最終的には10位までポジションを回復した。
「第1スティントでミディアムタイヤの走行をかなり長く続けたが、最後はペースを失っていたと思う」
レースを振り返ったジョビナッツィはそう語った。
「それからダニエルと少し接触があって、フロント左側のサスペンションを少し壊してしまった。その後は難しいレースになったけど、最終的にはできうる限りの最善の結果を達成できたと思う」
「7位は確実にメインターゲットだったし、(ランド)ノリスの前にも狙えたかもしれない。次のレースに向けて改善し、より良くできる点を検討することが今の僕らに必要なことだ」
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