2018年シーズンのアラゴンGPは、近年のヤマハにとってワーストのパフォーマンスを示す場となってしまっていた。バレンティーノ・ロッシが8位、マーベリック・ビニャーレスは10位と、ホンダやドゥカティ、スズキ、更にアプリリアの後塵を拝する事態だったのだ。
しかし今季、ヤマハはアラゴンGP初日から良いスタートを切っており、支配的な強さを見せるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の後ろに3台のヤマハ勢が連なった。予選でもフロントロウに2台を並べてみせた。
■転倒は“タイヤ選択”のため……リスク負う「マルケススタイル」で準備万端?
ヤマハは前戦サンマリノGPでも好調さを示していた。ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)は最後の最後でマルケスに逆転を許したものの、レースの大半で先頭で走る活躍を見せた。またファクトリーチームのふたりも3位、4位に続いた。
ロッシは最近の好調さについて、YZR-M1の電子制御の改善や、導入された新パーツ(エキゾースト、カーボン製スイングアーム)の効果だと評している。
「前戦や、特に今季の後半戦は、加速時の電子制御をかなり改善している。もっとも、既に前半戦から改善していたけどね」
ロッシはそう語った。
「去年のここで他のバイクと比べたコーナー脱出の(加速の)差は、恥ずかしいものだった。今は何も特別なものは無いように見えるけど、僕らは単により良い方法で取り組んでいるだけだ。コーナー脱出はより良くなって、他メーカーにも接近している」
「それが主な理由だ。それから知っての通り、エキゾーストやメカニカルグリップ、スイングアームの新パーツに取り組んでいる。こういった物も改善の理由だと思う」
こうした新パーツをロッシが積極的に使用する一方で、ビニャーレスはあまり使用していない。彼はサンマリノGPで新パーツを使用せず、アラゴンGP初日でようやくエキゾーストを試したものの、結局は従来型に戻している。
「セットアップが複雑になるからカーボン製スイングアームは使っていないんだ。エキゾーストのみに集中するほうが好ましいよ」と、ビニャーレスはその理由を語った。
「それらふたつを混ぜたくないんだ。だからスイングアームにはタイGPで専念したい」
「ポジションについては心配していない。僕はただ来年に向けて改善に取り組むことへ集中しているだけだ」
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