2021年シーズンからF1に投入される予定の18インチホイール用タイヤの初テストが、フランスのポール・リカール・サーキットで行われた。このテストには、改造を施したルノーの2018年用マシンR.S.18が使われ、元ウイリアムズのドライバーであるセルゲイ・シロトキンがドライブを担当した。テストは2日間にわたって行われ、213周を走破した。
この18インチタイヤのテストは、今年中にさらに2回行われることが予定されていて、マクラーレンが10月に、メルセデスが12月に、いずれもポール・リカールを2日間に渡って走ることになっている。
■2021年用”18インチ”F1タイヤ、ルノーが初テスト。その姿が明らかに
また来年も18インチタイヤの開発テストは継続され、シーズン中に25日に渡って実走テストが行われる。これは全10チームが均等に走行を担当し、シーズン最終戦のアブダビGPの後には、3日間のグループテストが行われ、最終的なタイヤの設定が決められる。
「計画されていたプログラムを、期待通りに完了することができました。2日間をかけ、18インチタイヤで213周を走破したのだ」
ピレリのF1ボスであるマリオ・イゾラは、そうコメントを寄せた。
「今回のテストは、新しい世代のタイヤを初めて見ること、そして今年の残りと来年に向けた開発計画を開始するのに、非常に役に立った」
「もちろん、まだ開発は非常に初期の段階にあるため、テストの結果を読み取るのはかなり難しい。しかし、良好な気候条件で必要なすべてのデータを蓄積することができた。ルノーとセルゲイには大いに感謝している」
なお18インチタイヤのテストと並行して、エステバン・オコンが現在のメルセデスのマシンに乗り、212周を走った。これは、2020年用タイヤの開発に向けた最終テストになる見込みだ。
いくつかの情報源によれば、木曜日にジュネーブで行われた会議で、2020年シーズンに使われるタイヤは2019年の構造を維持するということが合意されたという。もし新しいスペックを投入するのであれば、9月1日までに確定しなければならなかったためだ。しかし別の情報源は、状況はまだ流動的であると示唆している。
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