WRC第10戦ラリー・ドイチェランドの競技初日、全長5.20kmのSS1が22日(木)に行われた。
首位につけたのは、トヨタのオット・タナク。藁束にヒットし、両サイドのミラーを脱落させながらも、最速でステージを駆け抜けた。0.8秒差でダニ・ソルド(ヒュンダイ)、0.9秒差でセバスチャン・オジェ(シトロエン)が続いた。
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WRC最高峰クラス初参戦となる勝田貴元は、トヨタのヤリスWRCを駆り、タナクと5秒差の11番手で最初のステージを終えた。
シェイクダウンを終えた後の勝田にmotorsport.comが話を訊くと、彼は経験を積むのが今回の目標だと語った。
「フィーリングとしては準備ができています。ですが、僕の経験は十分じゃありません。毎ステージ、毎コーナー、このマシンで何ができるかを学んでいかなくてはいけません」
「シェイクダウンでは、良い意味でとても驚きました。マシンはとても速くて、反応性が高いんです。マシンがどういう挙動を見せるか理解する必要があります。簡単ではないことは分かっています」
「経験を積んで、どんなステージでも自信を感じられるようにならなくちゃいけません。今週末(ラリー・ドイツ)は道に留まって経験を積むことが、主な目標です」
ラリー・ドイチェランドはターマックでのラリーとなるが、勝田はうまくマネージメントをしながら、完走を目指したいと話した。
「ドイツは道幅が狭いですし、路面の落ち込みも大きいです。ソフトにブレーキングして、タイヤとブレーキをうまくマネジメントしたいですね」
「このラリーの全ステージを走破できたら、僕にとってはパーフェクトです」
SS1は同日午前に行われたシェイクダウンと同じコースを走ったが、2日目は3つのステージを2回ずつ、計6ステージを走る予定。いずれも道幅が狭く、注意が必要だ。合計のステージ走行距離は101.4kmとなっている。
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