全日本F3第17戦の決勝レースが行われ、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo Team TOM'S)が、サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark)との一騎打ちを制して優勝した。
ポールポジションからスタートしたのは、タイトル獲得のためにはもう負けられない36号車宮田莉朋(カローラ中京 Kuo Team TOM'S)。4番グリッドのエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark)はエンジンストールを起こしてしまい、大きく出遅れることとなった。また、7番グリッドスタートの笹原右京(B-Max Racing with motopark)もうまく加速せず、9番手までポジションを落とすこととなった。
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一方で良い蹴り出しを見せたのは、タイトル獲得がかかるサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark)。1コーナーまでに宮田に並びかけ、2台がサイド・バイ・サイドでコーナーに進入していく。ただ宮田も意地を見せ、なんとかポジションをキープすることに成功した。
バトルが一度落ち着くと、宮田は徐々にフェネストラズとの差を広げていく。その後方には、前日の第16戦をリタイアで終えた小高一斗(カローラ中京 Kuo Team TOM'S)が等間隔で続いた。さらに宮田はペースを上げ、5周目に1分45秒143のファステストラップをマークした。
スタートでポジションを落とした笹原は、前を行く大津弘樹(THREEBOND RACING)に執拗にプレッシャーをかけていく。しかし、なかなかオーバーテイクを成功させることができず、時折コース外にタイヤを落とすシーンもあった。
スタートで首位を守った後、宮田はフェネストラズとの差をコントロール。一方のフェネストラズもファステストラップ更新を狙い最後まで攻め続けたが最終ラップでミスが出てしまい、宮田との差が大きく広がってしまった。
最終的には3.789秒の差を付けた宮田が今季6勝目を挙げた。この勝利によってフェネストラズのチャンピオン決定を阻止することに成功した。
3位には首位の宮田から5.5秒の遅れで小高が入り、以下シャルル・ミレッシ(OIRC team YTB)、大湯都史樹(TODA RACING)、河野駿佑(RS FINE)までが入賞となった。笹原は最後まで大津を抜くことができず、9位フィニッシュだった。
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