フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、ハンガリーGPで導入したアップデートは機能しているものの、まだダウンフォースが不十分だと考えているようだ。
空力の効率性を重視したマシン『SF90』を開発し、今シーズンに臨んだフェラーリ。メルセデスやレッドブルといったライバルに対し、直線スピードではアドバンテージを持っていたものの、コーナーでのパフォーマンス不足は顕著だった。
今季まだ優勝できていないフェラーリは、開発の方向性を修正。ダウンフォースの増加を目指している。ビノットは、ダウンフォースの要求レベルが高いハンガリーで、マシンの進歩を測ろうとしているようだ。
前戦ドイツGPでは、雨のレースでセバスチャン・ベッテルが最後方から2位まで追い上げた。シャルル・ルクレールもクラッシュするまではペースが良かったことから、開発の効果が出ているのかと訊くと、ビノットは次のように答えた。
「我々はまだダウンフォースを改善している。本来居るべき位置にいるかどうか? まだだろう。だから、ダウンフォースレベルに関してまだ開発が必要だ」
「しかし、マシンは改善している。セットアップという点では、マシンの扱い方を学習しているし、マシンのダウンフォースを増やしてもいる」
「まだ先は長い。私は今週末(ハンガリーで)何が起こるのか、とても興味を持っている」
「ハンガロリンクはダウンフォースが重要なトラックだ。我々のライバルたちがますます強くなると予想しているが、彼らに対抗できるようになるとも思う。ハンガリーは、自分たちの立ち位置がどこなのかを理解するために重要になるだろう」
フェラーリは、ハンガリーGPでバージボード周辺に新パーツを持ち込んだ。ブーメラン状のパーツがそれで、上側のエレメントはフィンと接続されており、下側のエレメントはさらに後方、かつ下方にマウントされている。
ビノットは新しいバージボードについて次のように話した。
「マシンを完全に変えているわけではないが、我々は開発を続けていくということを示している」
「我々は可能になり次第、開発パーツを持ち込んで改善を狙っていく」
「正しい方向への小さな一歩だが、うまくいけばペースを上げることができるだろう」
FP2を終えた段階で、ルクレールはポジティブな感触を持ったものの、セットアップは難しかったとコメント。ハンガリーGPの予選では、ルクレールはトップと0.471秒差の4番手、ベッテルが0.499秒差の5番手に甘んじた。
決勝でどこまで前のメルセデス勢、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに食らいつけるか。フェラーリにとって、重要な試金石となりそうだ。
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