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スポーツ 2019.7.25

スパ24時間:GT3最高峰の戦いに挑む4人の日本人ドライバーに意気込みを聞く

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 いよいよ7月25日から本格的な走行がスタートする、インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTシリーズのトタル・スパ24時間。72台ものGT3カーが集まる、まさに世界一決定戦と言える戦いだが、このレースに参戦する4人の日本人ドライバーに、週末を前にした意気込みを語ってもらった。

 世界三大24時間レースのひとつにも数えられるトタル・スパ24時間は、近年はインターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTシリーズの一戦も数えられ、GT3カーをリリースする自動車メーカーが全力を傾け挑んでくる。レースは超ハイレベルと言えるだろう。

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 そんなスパ24時間には、今季日本人ドライバーが4名参戦する。まずプロクラスの00号車グッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシングでは、谷口信輝/片岡龍也のふたりがアダム・クリストドウロウとともにメルセデスAMG GT3をドライブする。今回チームは、ドイツの名門ブラックファルコンと組んでの参戦で、体制としては申し分ない。また、今回はチームの3台ともジャパニーズ・ポップカルチャーを描いたマシンでの参戦とあり、7月24日に行われたパレードでは、多くの現地ファンの視線を集めていた。

 そして、KCMGから35号車ニッサンGT-RニスモGT3で参戦するのは、松田次生と千代勝正というふたり。彼らはジョシュ・バードンと組んでの参戦だ。ブランパンGTシリーズの王者経験もある千代は4回目、次生は初のスパ24時間参戦となる。

 今の日本のレースにおけるレベルの高さは世界が認めるところではあるが、彼らはスパ、そしてインターコンチネンタルGTチャレンジの厳しさを身をもって知っている。ありがちな「優勝を目指します」というセリフはなかなか聞こえてこなかったが、それぞれの思惑がよく分かる意気込みを聞くことができた。

谷口信輝(#00 グッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシング/メルセデスAMG GT3)
「今回は2017年以来二度目のチャレンジになります。知っている方は知っていると思いますが、前回は惨敗(苦笑)。惨敗というふた文字では足りないくらいの、グダグダな初参戦でした。二度目のチャレンジとなりますが、前回の教訓を活かしつつ、今回はちゃんと『スパ24時間』をやりたいと思っています」

「ここはヨーロッパのGT3を出している自動車メーカーが、本気で優勝を目指しているレース。ニュルブルクリンクとも違って、ここはGT3のまさに世界一決定戦。GT3の部門を任されているメーカーの担当からすれば、ここがいちばん勝ちたいそうです。そこに我々がチャレンジさせてもらいますが、前回出たときはレベルの高さを目の当たりにしました」

「日本のレースに比べると、いろいろなものがカッコいい。クルマもそうだけど、それ以外にも全チームがレースに向かう姿勢や体制、ピットの中もトレーラーも、ケータリングやホスピタリティも日本よりカッコいい。そこに参加させてもらっていることが僕としては光栄で、良い経験をさせてもらっています。……という発言が出ること自体僕が雰囲気に飲まれちゃってるんだけど(笑)」

「『我々が本場のヤツらをやっつけてやるぞ』というのもおこがましいくらいですけど、今回ブラックファルコンという、こちらの力があるチームと組むことができる。先日テストをしただけですが、情報量、データ量、チームの体制とも素晴らしいと思います。できればここでたくさん学びたいし、得られるものを得て、日本のレースに活かしたいと思います」

「どちらかというと、今回の意気込みは『24時間無事に走りきる』ことです。そしてできれば、『そこそこいいところにいったね』と言われるような結果を残したいのが本心。きちんと走りきって、ブラックファルコンや本場のチームから、たくさんのことを得たいと思っています。それに、今回はアダム(クリストドウロウ)という外国人ドライバーと組むので、彼からもいろいろ得たいですね。裏ターゲットは『何かを得て帰る』です(笑)」

片岡龍也(#00 グッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシング/メルセデスAMG GT3)
「二度目のチャレンジとなりますが、初年度にいろいろと抱えていた課題を大きく変えて挑む今回の挑戦となります。ひとつの目標としては、きちんとチェッカーを受けるということがありますが、このチーム体制でやる以上は、うまくレースを進めさえすれば、チャンスはあるのかな、と思っています」

「もちろん欲を出せば表彰台に乗りたいとは思いますが、実際に『じゃあ誰が強そうかな?』と数えていくと、両手では足りないくらい強いチームがいる。ただ、2年前に参戦して思ったのは、完走率が35~40%くらいなんですよね。なので、走りきりさえすればチャンスはあると思います」

「段階的な目標として、まずはチェッカーを受けること。初めての挑戦は12時間を迎えられずに終わったので、まずは『スパ24時間に参加した』という資格を手に入れたいです(苦笑)。そして世界と肩を並べて戦えたという自信も持って帰りたい。ベストを尽くしたいですね」

松田次生(#35 KCMG/ニッサンGT-RニスモGT3)
「初めてのスパ24時間参戦になりますが、とにかく毎年激しいレースになっているのを動画で観ています。そう簡単ではないレースだと思いますが、ニュルブルクリンク24時間でもしっかり完走してシングルフィニッシュを果たすことができたので、最終的にクルマをチェッカーまでもっていった上で、最終的にどこまでいけるのかを見極めたいです。まずはミスをしないように走りたいですね」

「テストデーでは、スパ・フランコルシャンを初めて走りましたが、オールドコースなので攻めていて面白いです。オー・ルージュはもちろん、ブランシモンなども速度が高く、攻め甲斐があります。F1がこんなところを走っているんだな……と感じます(笑)。特にオー・ルージュは、予選では全開でいくかどうか……というところで、決まっていればいけるという感じです。今までに感じたことがないGも感じられますし、面白いですね」

千代勝正(#35 KCMG/ニッサンGT-RニスモGT3)
「スパ24時間は4回目の挑戦になります。このレースの難しさを知っていますし、ニッサンGT-RニスモGT3にとっては毎年厳しい戦いになるコースです。今のスパ24時間のレベルの高さを考えると、トップ10に入れたらものすごいことだと思いますし、快挙に近いと思います」

「でもそんなレースでも表彰台に立ちたいし、優勝を目指して頑張りたいと思っています。自分のベストを尽くして頑張りたいですね」

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