FIA世界耐久選手権(WEC)LMP1クラスを戦うTOYOTA GAZOO Racing。2019/20年シーズンを戦う最新仕様のTS050 HYBRIDはカラーリングの他、フロントエンドの空力がアップデートされているようだ。
トヨタは23日(火)、24日(水)にバルセロナのカタルニア・サーキットで行われる”プロローグ”テストに先立ち、最新のTS050 HYBRIDの画像を公開した。
■トヨタTS050、最低車重がプラス14kg。プロローグテストを前に新たな調整
公開された画像によれば、新たなTS050はフロントカウルが変更されており、2018/19年シーズンのTS050とは異なった印象を与える。ノーズ両脇のボディーワークが後退し、内部のスプリッターが露わとなっているのだ。
トヨタ・モータースポーツ(TMG)のテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは公開された画像について、4年目のシーズンを迎えるTS050が「劇的に変わっているわけではない」と述べた。
「最も明確な変更はボディワークだ。我々はマシンの空力をアップデートした。そして、他の部分も信頼性向上のために小さな修正が施されている」
「今年のアップデートは細部の最適化と信頼性の改善に関するものだ」
バセロンは、LMP1クラスにおけるライバルであるプライベーターたちの開発速度は、トヨタが「立ち止まることが出来ない」ことを意味すると主張した。
「我々は彼ら(プライベーター勢)の能力を過小評価したことは一度もない。だから我々は、自分たちのパッケージを継続的に改善し続け、効率的にしていく必要がある」
2台のトヨタTS050は、レベリオン・レーシングやチームLNTのジネッタと共にテストに参加することになる。
レベリオンは、9月の開幕戦シルバーストンに1台体制で臨むとみられるが、ジネッタはWEC参戦プログラムを確定させておらず、チームLNTが2台体制で参戦するかどうかは不明瞭な状態だ。
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