日産・e.ダムスのセバスチャン・ブミエは最終戦ニューヨークのレース1で今季初優勝を果たしたものの、フォーミュラEの2018/2019年シーズンをランキング2位で終えた。
ブエミは第3戦サンディアゴから第5戦香港までの3レースで厳しいレースを強いられたことが、17ポイント差でタイトルを獲得したジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)に対して痛手を負うことになったと考えているようだ。
■ 連続王者ベルニュ、SC出動を狙いチームメイトに”故意”のストップを要求?
第3戦サンディアゴでは、ブエミはポールポジションを獲得しレースでも首位を走っていたが、クラッシュによってリタイア。第4戦メキシコではバッテリー切れによってリタイアを喫し、さらに第5戦香港ではサスペンションのダメージによってリタイアと、3戦連続でDNFが続いた。
ブエミは毎戦で予選トップ8以内で終え、レースでトップ10圏内に入らなかったのは香港の1戦のみと、終始安定した走りを見せていた。
「チャンピオンシップを2位で終えたことには本当に驚いているんだ。僕にとっては3度目の2位だ。その他は1度はチャンピオン、そして1度の4位……最終的には良い割合だと思う」
「ちょっと残念だったのは、DNFになったレース全部だね。僕の予選結果を見ればわかるけど、(そうした結果は)最高のモノからは程遠いよ」
「そういったものがチャンピオンシップに打撃を与えていたように感じられる。僕らは明らかに問題を抱えていたし、それがひとつでも少なければ(タイトルを)手にするには十分だったはずだ」
「だけどこれがモータースポーツだ。受け入れる必要がある」
ブエミは最終戦ニューヨークのレース2でも優勝を飾るべく、ポールシッターのアレクサンダー・シムス(BMWアンドレッティ)を序盤から追い回した。しかしこの日の最終的な勝者、ロビン・フラインス(ヴァージン)にターン1でオーバーテイクを許してしまい、3番手となってしまった。
ただブエミは、フラインスのオーバーテイクをより厳しくディフェンスすることが可能だったと認めている。
「いや、彼は良い仕事をした。僕のミスだよ。僕はもっとスペースを閉めるべきだった」
「ラインを外して汚れた部分に入るのが怖かったんだけど、あれが本当に良くなかった」
「僕のマシンはリヤが本当に重たいんだけど、それで最終コーナーからの脱出でスピードを乗せることができなかったんだ。それが彼にオーバーテイクの機会を与えてしまった。上手くやれなかったんだ」
「そうした動きについては少しガッカリしている。でも、彼が後ろに留まっていたなら、僕を追い抜こうとしてハードにプッシュしてそして接触していたかもしれないから、そうなるとチャンピオンシップにも良くはないから、それは怖かった。だけど彼にスペースを与えてしまったことについては、僕の失敗だったよ」
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