レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、イギリスGPの37周目に4番手を走行していた。そして、前を走るセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に迫り、ストウ(ターン15)でベッテルをオーバーテイクした。
しかしその直後、抜き返そうとしたベッテルがブレーキングでミスをし、フェルスタッペンに追突してしまった。コントロールを失ったフェルスタッペンのマシンは、ソーセージ状の縁石に乗り上げて宙を舞い、グラベルまで弾き飛ばされた。
激しいクラッシュだったにもかかわらず、フェルスタッペンは5番手でコースに復帰。ディフューザーやフロアにダメージを負い、パワーステアリングに問題を抱えながらも、フェルスタッペンは5位でチェッカーを受けた。
一方のベッテルはピットインしフロントウイングを交換。この接触で10秒のタイム加算ペナルティを科され、16位でレースを終えた。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、「非常にフラストレーションが溜まる接触だった」と振り返った。
「そして言うまでもなく、マシンがバラバラになっていなかったことは注目に値する。彼(フェルスタッペン)がダメージを抱えながら、走行を続けたのは信じられないことだ。彼はなんとかレースを終えて、ポイントを持ち帰ってくれた」
「マックスは素晴らしいオーバーテイクで、明らかにセブを交わした後だったので、腹立たしい。私は想像することしか出来ないが、セブは判断を誤り、タイヤをロックさせて追突してしまったのだろう」
ベッテルがノーポイントに終わったこともあって、フェルスタッペンはドライバーズランキング3位の座をより確かなものとした。
しかし、接触が起きた時点で2番手を走っていたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がタイヤ交換義務を消化していなかったため、アクシデントがなければフェルスタッペンが2位を獲得できる可能性は高かった。
ホーナーは、2位か3位かは分からないものの、フェルスタッペンの表彰台獲得は”確実”だったと述べた。
「我々の見解では、マックスは保証されていた表彰台からノックアウトされたんだ。非常にイライラした」
「表彰台のどの位置だったかは分からない。彼はトラック上で2番手に上がっていただろう。その後、バルテリがマックスを捕まえられるかどうかを見てみることになっていたはずなんだ」
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