モビリティランドは11月16~17日、鈴鹿サーキットで開催される『SUZUKA Sound of ENGINE 2019』に、F1史上初の6輪車として知られるティレルP34と同車の現オーナーである元F1ドライバー、ピエルルイジ・マルティニの来場が決定したと発表した。
鈴鹿サーキットを舞台に2015年から毎年行われているSUZUKA Sound of ENGINEは、往年のF1マシンや、グループCカーなどのル・マンカー、GTカー、二輪レーシングマシンなどに加えて、国内外のレーシングドライバーや豪華ゲストが来場するモータースポーツイベントだ。
「フランク・ウイリアムズは私がクビにした」。名門ティレルから新興ウルフへの移籍秘話【ジョディ・シェクター インタビュー】
近年はデモンストレーションランのほか、イベント内でヒストリックF1カーによる公式シリーズ戦も実施され、ますます国内外から注目を集めるイベントとなっている。
そんなSUZUKA Sound of ENGINEを開催する鈴鹿サーキットは今回、2019年のイベントに日本でも人気の高いティレルの6輪F1カー、ティレルP34とそのオーナーとなったミナルディが登場すると発表した。
言わずとしれたF1史上初の6輪車は1976年F1第4戦スペインGPでパトリック・ドゥパイエのドライブでグランプリデビューを果たすと、第6戦モナコGPでドゥパイエが3位、チームメイトのジョディ・シェクターが2位に入りダブル表彰台を獲得。
続く第7戦スウェーデンGPではシェクターがポールポジションを獲得し、決勝ではドゥパイエとともにワン・ツー・フィニッシュを飾る速さをみせた。その姿は富士スピードウェイで行われた日本初のF1グランプリでも披露され、翌1977年の最終戦日本GPでは、ライバルたちを前に競争力の低下がみられるなかで、3位表彰台を獲得し有終の美を飾っている。
そのティレルP34を現在所有するのが元ミナルディF1のドライバーで“ミスター・ミナルディ”の異名を持つマルティニだ。
1985年のデトロイトGPから急きょ、ミナルディF1に加入することになったマルティニは、同グランプリでぶっつけ本番ながらチーム初となる6位入賞を果たす。さらに、その後も1989年のポルトガルGPでわずか1周ながらラップリーダーを記録したほか、1990年開幕戦フェニックスGPの予選ではフロントロウ2番手を獲得するなどミナルディのチーム史に残る活躍を次々に残してきた。
F1引退後はスポーツカードライバーとして活躍し、ル・マン24時間の総合ウイナーにもなったマルティニ。現役を退いてからは実業家として活躍するなかで、かつてに自身が乗っていたラルトRT20やミナルディM189を購入する。2017年にはF1デビュー前に見て憧れていたというティレルP34/5を入手。現在ではP34/5に加え、P34/2も所有する世界屈指のティレルP34コレクターとなっている。
そんなマルティニと、彼の所有するティレルP34が登場するSUZUKA Sound of ENGINE 2019は11月16(土)~17日(日)、鈴鹿サーキットで開催される。イベントの各種チケットは9月15日(日)より発売開始となる予定だ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「Appleのパクリ」はもはや過去! 中国シャオミ初EV「SU7」受注7万台突破と新経済圏ブチ上げ、米中貿易摩擦も何のその?
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
うおおおお!! マツダ6の後継が中国で爆誕!? 新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!! 丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
三菱デボネア誕生60周年。知られざる命名のエピソード
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?