スズキのアレックス・リンスは、ドイツGP決勝で2番手を走行していたものの、21周目にクラッシュし、リタイアとなってしまった。
リンスは、前戦オランダGPでもトップ走行中にクラッシュしており、2戦連続で上位走行中に転倒リタイアを喫してしまったのだ。
■「レースを走りきろうと決めていた」中上貴晶、満身創痍の身体でポイント確保
リンスは、3番手を争うマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、カル・クラッチロー(LCRホンダ)を引き離し、トップを快走するマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)を追っていた。しかしレース残り11周、高速の右コーナーであるターン11でフロントから転倒してしまった。
「フィーリングが良かったので残念だけど、バイクからは何の警告も感じられなかった」と、リンスは振り返った。
「その前の周よりも時速3~4km速くコーナーに進入したけど、それがあのコーナーでは決定的だったんだと感じる。小さなミスでも、転倒してしまうんだ」
「2戦連続でノーポイントに終わってしまい、残念だ。とにかく、今はポイントリーダーから離されている。でも、僕たちはランキング2位を争うことができる」
ドイツGPで優勝したマルケスは、ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に対するリードを58ポイントに広げた。ランキング4位のリンスは、ドヴィツィオーゾと26ポイント差だ。
マルケスは、ドイツGPでMotoGP最高峰クラス7連勝、下位クラスも含めれば10年連続でポール・トゥ・ウィンを飾った。リンスは、マルケスに対して何もすることができなかったと認めた。
「マルクは少し強かった」とリンスは話した。
「彼はスタートでうまくやって、トップに立った。僕がマーベリックの後ろにいた時、彼は少しギャップを開けた。僕は彼と一緒についていくことができなかったんだ」
「僕たちはポジティブに考える必要があると思う。アッセンとここで僕は強力だと感じた。プラクティスではよく乗れていたし、スタートが上手くいって上位を走ることができた」
ランキング2位争いについて自信があるかと訊くと、リンスは次のように答えた。
「もちろんだ。僕が乗っていて楽しいトラックが控えているんだ」
「僕たちは競争力のあるバイクを持っていると思う。だから僕たちの本当のポテンシャルを示すことができるだろう」
「今は、マルケスがランキング2位に対して50ポイント以上の差をつけている。だから彼を倒すのは難しいと思う。僕たちがレースに勝とうと試みるのは間違いないが、彼は大きなギャップを持っているんだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?