3戦連続の転倒リタイアが続き、苦戦の続いていたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。だが、オランダGPでクラッシュする前に示していたペースによって、ドイツGPの週末に向けて勇気づけられていたという。
ただ、決勝レースではロッシは8位フィニッシュと控えめな結果に終わり、優勝したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)からは19秒と大きく差が付いてしまった。
■ ロッシはもうライバルに敵わない? アゴスチーニ「“時間”は止められない」
「今日、僕は完走したけど、とにかく難しいレースだった。一度も十分なだけの強さが無かったんだ」
ロッシはレースを振り返ってそう語っている。
「僕らにとってこの週末は重要だったんだ。先週のアッセンでは、ミスをするまでマシンの感触は良くて、僕は速さがあった。だからここザクセンリンクでは僕らが良い方向を見つけ出したかを確かめる必要があったんだ」
「残念ながら、プラクティスでは時にかなり良いペースがあったけど、とにかく(レースで)十分な速さがなかった。僕らは苦戦が続いていて、それは何故なのかを理解する必要がある」
ロッシはチームメイトのマーベリック・ビニャーレスがハードタイヤを選択する一方で、リヤにミディアムを選択。そして、そのタイヤはロッシにとって良い結果とはならなかったが、彼はタイヤが、今回の乏しい結果における最も重要な要素だとは感じていないという。
「ミディアムでスタートしたけど、僕らはそれが少しだけ遅いことを認識していた。だけどより一貫性があることを期待していたんだ。特にミシュラン側、そして僕らの計算ではハードでは最後まで保たないと出ていたからね」
「そういったこともあって、僕らはミディアムで挑んだ。ただ残念なことにミディアムは初めからグリップがなくて、結局苦しい状況になっていた」
「ただタイヤを別にしても、他にいくつか問題を抱えていたと思っている。僕は十分な強さが無かったし、去年のように上手く乗ることができなかったからね」
ロッシのレースタイムは、2位を獲得した昨年のものより20秒遅い。一方で優勝したマルケスはたった3秒遅いだけ、という状況だ。
「去年の5レース(フランス~ドイツまで)はシーズンの中でも良いパートだった。常にとても競争力があって、いくつか表彰台も獲得することができて、常にいいレースができた。だけど今年、特にここ4レースではとても、とても苦戦しているんだ」
「だから、僕らはデータを解析する必要があって、理由を理解する必要があるんだ。去年のレースよりも20秒も遅くて、マシンには良いフィーリングを感じられていないんだからね。これは理解するのがとても難しい。僕らは道を見つけ出す必要がある」
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