ルノーのダニエル・リカルドは、フランスGPの主宰者はポール・リカール・サーキットのレイアウト変更を検討するべきだと語った。
今年のフランスGPは、トップグループにドラマもあまり起きず、退屈なレースだったという苦情に直面することになった。ファイナルラップで、トラブルを抱えていたランド・ノリス(マクラーレン)が、リカルドを含む3台のマシンに襲いかかられたシーンが最大のハイライトだったと言っていいだろう。
リカルドはファイナルラップのターン8~9(シケイン)でノリスを交わし、キミ・ライコネン(アルファロメオ)の前、7番手でレースを終えたものの、ペナルティで11位に降着となった。
リカルドは、レースにおいてオーバーテイクは”トリッキー”だったと振り返った。
「DRSゾーンの終わりにあるターン8に向けて、横に並べない限りはブレーキをかなり遅らせなくちゃいけない。本当に大変なんだ」
「路面も新しくなっていることもあって、もしラインを外れてしまったり、オーバースピードになってしまったら、コーナーを曲がれない。1列しかラインができていない。それで、オーバーテイクも難しかったと思う」
サーキットの特性が、レースに悪影響を及ぼしたのかと訊かれると、リカルドは次のように述べた。
「それは難しい。(ポール・リカールには)多くのロングコーナーがあるけど、そういった中速コーナーでは、他車の近くに留まるのにとても苦労した。最初の数周、ソフトタイヤを履いたマシンの後ろにいた時は、ただただタイヤを殺してしまっていた」
「スタートで交わせなかった僕のせいだけど、レースを難しくしてしまった。ここのレイアウトはとてもたくさんのバリエーションがある。おそらく、他のレイアウトを検討することができるろう」
ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)は、レースの大部分でライコネンに抑え込まれてしまい、フラストレーションの溜まる午後を過ごした。彼は、チームメイトであるリカルドの意見に同意し、今のサーキット・レイアウトは現行F1マシンでは上手く機能しないと話した。
「(今のマシンは)速いし壮観だけど、問題は他のマシンに近づけないということだ。その点で、ポール・リカールは最低のトラックのひとつだ」
「常に3~4速を使い、スピードはかなり高い。だから空力の効果はとても大きいんだ。それが、1時間半を費やして僕が経験した全てだ」
「だけど、2021年の規則では適切に対処されることを願っている。上手く行けば、今回のようなトラックでも遥かに良いレースができるだろう」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?