現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 新車名は『ヴァルハラ』。アストンマーティン、開発中のハイパーカー第3弾も“V”の冠継承

ここから本文です

新車名は『ヴァルハラ』。アストンマーティン、開発中のハイパーカー第3弾も“V”の冠継承

掲載 更新
新車名は『ヴァルハラ』。アストンマーティン、開発中のハイパーカー第3弾も“V”の冠継承

 アストンマーティンは6月18日、コードネーム“AM-RB 003”の名で開発が進められている、同社3台目となるハイパフォーマンスカーの正式名称を発表。ヴァルカン、ヴァルキリーに続く新型車に、古代北欧神話に登場する『ヴァルハラ(VALHALLA)』の名が与えられた。

 2019年3月のジュネーブ国際モーターショーで世界初公開されたAM-RB 003は、英国老舗ブランドのトップエンドモデルとなる『ヴァルキリー』と同様に、アストンマーティンとレッドブル・アドバンスド・テクノロジーズが共同開発している500台限定生産のハイパーカーだ。

アストンマーティン、V6ターボハイブリッド搭載のハイパーカー第3弾『AM-RB 003』を世界初公開

“空力の鬼才”エイドリアン・ニューウェイがエアロパッケージを手がけたヴァルキリーが、ロードカーでありながら究極の走行性能を目指しているのに対し、ヴァルハラと名付けられた新型モデルは、公道走行での実用性により重点が置かれている。

 しかし、ヴァルキリーの直系モデルとあって求められるパフォーマンスは高次元だ。開発過程では、F1に参戦しているレッドブル・レーシングの最新技術、ヴァルキリーシリーズで培ったカーボンボディやエアロダイナミクスなどのコンセプト、テクノロジーがフィードバックされた。

 そんなヴァルハラはパワートレインにアストンマーティン製V6ターボエンジンとハイブリッドシステムが組み合わされた点が、同モデル最大の特徴となっている。

「アストンマーティンのモデル名は、いつも多くの注目が集まる。それは、つねに人々の感情を捉えたり、ストーリーを物語るためだ」と語るのは、アストンマーティン・ラゴンダグループのアンディ・パーマーCEO。

「ヴァルキリーの後を追うアストンマーティン・ヴァルハラは、それ自身が独自の強い主張をする必要があることは分かっていた。だが、同時にトップエンドモデルとの継続性、明確なつながりを示さなければならなかったんだ」

「北欧の神話には、AM-RB 003がヴァルキリーのテーマに従うべきであるとしか感じられないほど強力な言葉と豊かなストーリー性が含まれている」

「幸運にもこのクルマを所有することになる人々は、新たな車名が持つ栄光と幸福の意味を認識し、これを評価することになると確信している」

「なぜなら、アストンマーティン・ヴァルハラのコクピットよりも神聖な場所はそう多くはないからだ」

 初代“Vカー”であるDB2 ヴァンテージ(Vantege)の登場からまもなく70年を迎えるアストンマーティン。老舗ブランドが送り出す新型ハイパーカー、ヴァルハラは、同じく3月のジュネーブショーで公開されたアストンマーティン初の量産ミッドシップモデル『ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプト』とともに、Vの歴史を継承していく。


こんな記事も読まれています

【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重要イベントで勝利。コース内外でレッドブルにプレッシャーをかけるブラウン
【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】重要イベントで勝利。コース内外でレッドブルにプレッシャーをかけるブラウン
AUTOSPORT web
2024年は実現しないけど……ベッテル、来年以降ならポルシェでル・マン参戦の可能性あり? ネックはF1マシンとの”重量差”
2024年は実現しないけど……ベッテル、来年以降ならポルシェでル・マン参戦の可能性あり? ネックはF1マシンとの”重量差”
motorsport.com 日本版
ウソだろ! そんな開き方!? 個性にもほどがあるドアをもつクルマ5台
ウソだろ! そんな開き方!? 個性にもほどがあるドアをもつクルマ5台
WEB CARTOP
TEAM IMPUL、プルシェール離脱によりスーパーフォーミュラ第2戦はベン・バーニコートを起用。第3戦以降のドライバーは未定
TEAM IMPUL、プルシェール離脱によりスーパーフォーミュラ第2戦はベン・バーニコートを起用。第3戦以降のドライバーは未定
motorsport.com 日本版
ジープ ラングラーがブラッシュアップ  新グレードも登場|Jeep
ジープ ラングラーがブラッシュアップ 新グレードも登場|Jeep
OPENERS
トヨタ「次期型エスティマ」どうなる!? “天才的”なタマゴデザインも継承? 新型「まんまるミニバン」に期待大!
トヨタ「次期型エスティマ」どうなる!? “天才的”なタマゴデザインも継承? 新型「まんまるミニバン」に期待大!
くるまのニュース
中上貴晶、2戦連続ポイント獲得「改善は必要だが、モチベーションを高めることができた」/第5戦フランスGP 決勝
中上貴晶、2戦連続ポイント獲得「改善は必要だが、モチベーションを高めることができた」/第5戦フランスGP 決勝
AUTOSPORT web
【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?
【MotoGP】連続表彰台のマルケス「チャンピオン争いにはまだ”何か”が足りない」ドゥカティでの課題は初日からの一貫性?
motorsport.com 日本版
ギュンター・シュタイナー元代表、逆にハースから訴えられる! 自伝で同社の商標権を侵害か?
ギュンター・シュタイナー元代表、逆にハースから訴えられる! 自伝で同社の商標権を侵害か?
motorsport.com 日本版
金沢のスーパー一般道“最後のボトルネック”解消へ! 「山側環状」最終トンネル24年度工事着手 能登までスイスイあと少し!
金沢のスーパー一般道“最後のボトルネック”解消へ! 「山側環状」最終トンネル24年度工事着手 能登までスイスイあと少し!
乗りものニュース
スバルの「和製スポーツカー」公開!? 精悍顔の“2ドアクーペ”どんなクルマ? 特許庁公表、なぜ?
スバルの「和製スポーツカー」公開!? 精悍顔の“2ドアクーペ”どんなクルマ? 特許庁公表、なぜ?
くるまのニュース
新型「トライトン」登場でパジェロ復活のウワサも現実味!? いまも続く“4WDの三菱”という称号にある長い歴史とは
新型「トライトン」登場でパジェロ復活のウワサも現実味!? いまも続く“4WDの三菱”という称号にある長い歴史とは
VAGUE
可愛らしさで発売当時から大人気!レジャーモデル「モンキー125」の魅力に迫る~小野木里奈の○○○○○日和~
可愛らしさで発売当時から大人気!レジャーモデル「モンキー125」の魅力に迫る~小野木里奈の○○○○○日和~
バイクのニュース
【フォーミュラE 第9/10戦 ベルリンE-Prix レポート】 ジャガーのニック・キャシディが今季2勝目!第10戦は地元ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが今季初優勝
【フォーミュラE 第9/10戦 ベルリンE-Prix レポート】 ジャガーのニック・キャシディが今季2勝目!第10戦は地元ポルシェのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが今季初優勝
Webモーターマガジン
ベントレーがBEV開発にドライビングシミュレーターを導入! 実走行テストに代わり果たす役割とは
ベントレーがBEV開発にドライビングシミュレーターを導入! 実走行テストに代わり果たす役割とは
Auto Messe Web
「クロスオーバー」のフルモデルチェンジ版の最新SUV「カントリーマン」を2台展示! MINI出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
「クロスオーバー」のフルモデルチェンジ版の最新SUV「カントリーマン」を2台展示! MINI出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB
「2024 Ninja Team Green Cup 第1戦オートポリス」はチーム和電&ハルト興業小川和人選手の2'22.772が最速タイム  
「2024 Ninja Team Green Cup 第1戦オートポリス」はチーム和電&ハルト興業小川和人選手の2'22.772が最速タイム  
モーサイ
RBメキーズ代表、”マグヌッセン戦略”を封じるためにドライブスルーを科すべきと主張「ペースを落として後続を抑えるのは問題ないけどね!」
RBメキーズ代表、”マグヌッセン戦略”を封じるためにドライブスルーを科すべきと主張「ペースを落として後続を抑えるのは問題ないけどね!」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村