レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPの決勝で4位となった。
フェルスタッペンは2番手でフィニッシュしたものの、ピットストップ時のアンセーフリリースを問われ、5秒のタイム加算ペナルティを受けた……その結果、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとメルセデスのバルテリ・ボッタスにタイムシート上では先行されることとなり、4位になったのだった。
■ホンダPU搭載車、4台が揃って入賞。田辺TD「今後も開発を進めていく」
しかしフェルスタッペンはレースの大半で、優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)にプレッシャーをかけ続けた。ハミルトンはタイヤに苦しみ、ペースが上がらなかったのだった。
レース終盤、フェルスタッペンはシケインでハミルトンへのオーバーテイクを試みるも、両者は若干接触。オーバーテイクも叶わず、ハミルトンの後ろでチェッカーを受けることとなった。
フェルスタッペンがペナルティにより表彰台を逃したことは”手厳しい結果”だと、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が語った。
「残念ながら、ピットストップ時の接触により、マックスはペナルティを受けた」
ホーナー代表はそう語る。
「力強いレースをしていたから、彼にとっては厳しい結果だ。彼は全力でドライブしていた。その素晴らしいドライブの後に4位というのは、少し手厳しい気がする」
「しかしそれはそれだ。スチュワードは、彼らが公平だと考えた決断を下した。我々はそれを受け入れなければならない。彼にとって優勝する唯一のチャンスは、ハミルトンを抜いて5秒引き離すことだった」
「彼は今日、表彰台に値する走りをした。十分なパフォーマンスがあり、彼はプッシュして、プッシュして、プッシュしていた。そしてライオンのように戦い、ルイスを抜こうとした。それはチャレンジする価値があることだったんだ」
ホーナー代表曰く、フェルスタッペンはハミルトンを抜くチャンスを見極めるべく、忍耐力を示したと語った。
「彼は本当に忍耐強かったと思う。彼はハミルトンを抜くチャンスを築き上げていたんだ。あれが本当に唯一のビッグチャンスだった。そして彼は飛び込んでいった。それこそがマックスだ」
「とはいえ、2台のマシンが揃ってトップ5に入るのは素晴らしいことだ。ピエール(ガスリー)は土曜日にペナルティを受けたが、素晴らしいレースを走った。5位は彼にとって良い結果だった」
ホンダのパワーユニット搭載車は、レッドブルの2台も含めて4台全車が入賞を果たした。そのうちの1台が2番手でフィニッシュしたことは大いに励みになると、ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治はmotorsport.comに対して語った。
「我々は少しがっかりしています」
フェルスタッペンがペナルティを受けて4位になったことについて、田辺テクニカルディレクターはそう語った。
「今日のマックスのレースは、我々のエンジニアを大いに励ましてくれました。エンジニアだけでなく、支援してくれる人たちをもです。ホンダのPUを搭載する4台が素晴らしいレースをしてくれて、満足しています」
「モナコでは、パワーユニットのパフォーマンスを評価するのはとても難しいことです。我々はまだ、追いかける段階にいます。まだフェラーリよりも良いとは言えません。しかしパッケージとしては浮き沈みがあります。メルセデスはずっと良いままです。状況を見続けていかなければいけません」
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