鈴鹿サーキットで行われている2019スーパーGT第3戦。#37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)はGT500クラスで予選2番手を獲得。僅差で#36 au TOM’S LC500(中嶋一貴/関口雄飛)に敗れる結果となったが、平川によると37号車としては良いステップを踏めた1日だったという。
気温30度を超える真夏日の中で行われた公式予選だが、37号車は常に上位につける速さをみせた。Q1はニック・キャシディが担当し1分46秒311をマーク。3番手でQ1通過を果たすと、Q2では平川亮がアタックし1分45秒788を叩き出した。最終的に同じTOM’Sの関口雄飛に0.013秒差で逆転され、ポールポジション獲得はならなかったが、明日の決勝に向けては絶好のポジションを獲得した。
しかし、予選を終えた平川に訊くと、この予選日は決して楽観視できる内容ではなかったという。
「朝の走り出しは(高い)気温のせいもあったのか、正直調子がけっこう悪かったです。セットアップに時間を要したりとかロングランもうまくできなかったりとか、朝の感じからいうと調子は悪かったです。走行が終わってから皆で話し合って、午後に向けてはセッティングを変更しました」
「Q1ではニックが良いタイムを出していたので、Q2もそこそこ良いところにいけるだろうと思っていました。でも、まさかポール争いができるところまでいけると思っていなかったです。結果だけを見ると0.01秒差なので悔しい予選でしたけど、1日通して考えるとすごく良いステップが踏めたかなと思います」
そう語った平川。開幕戦の岡山、第2戦の富士ともに不運などもあり満足いく結果を残すことができなかった。そういった部分もあり、今回の鈴鹿では最低でも堅実な走りをして少しでも多くのポイントを稼ぐことを意識していた。
「今シーズンはまだうまくいっていないので、もちろん勝ちにいきたいですけど、まずは堅実にいきたいですね。ここでポイントを(ここまで多く)とっているチームに追いつきたいなというのが正直な気持ちです。あまり無茶をせず、37号車らしいレースをしたいです」
ここ鈴鹿では例年ホンダ勢が速さをみせるのだが、今回は気温が高かったせいもあってか、Q2では#8 ARTA NSX-GT以外は上位に来る様子がなかった。ただ、ライバル陣営のタイヤ選択なども含めて、平川は決勝が始まってみないと分からない部分が多いとコメント。それでも37号車としてのレースペースには自信があると、力強く語った。
「詳しいことは分からないですし、向こうもタイヤ選択とかで色々考えているみたいで……正直やってみないと分からないです。でも僕たちも朝の感じだとロングランはけっこう速かったので、そこは自信を持っています」
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