GTIII-FXタービンのポン付けで最高出力は200馬力に迫る!
走りが楽しい快速オールラウンダーを目指す
「胸のすく加速感が魅力!」スイフトスポーツ(ZC33S)はポン付けターボ仕様が熱い!
中国地区を代表するショップとして、長い歴史をもつオリジナルランデュース。店名は“個性的な走りを生み出す”というチューニングコンセプトから取ったもので、さまざまな車種をベースにハイクオリティなチューニングを展開している。
スイフトスポーツも精力的に取り組んできている車種で、先代のZC32Sでも走りの魅力を引き出すチューニングを追求。その勢いは現行ZC33Sでさらに加速をみせてきている。
「なんといってもターボエンジンとなったのが大きいですよね。パワーもあって、しかも安い。ボディや足まわりのバランスも良いので、従来以上にチューニングベースとして魅力的な存在となりました」と、浅田代表はZC33Sに取り組むきっかけを語ってくれた。
これまで開発してきたさまざまなデモカーと同様に、ユーザーが手に入れやすい市販パーツを中心としながら、要所にオリジナルパーツを加えていくというスタイルで進めているZC33Sのチューニング。想定ターゲットは“ストリート+ちょいサーキット”とはいうものの、ほぼ初走行といえる筑波コース2000で、いきなり1分4秒台を出してしまったのだ。
パワー系の核となるのはHKS GTIII-FXタービン。吸排気系の効率アップやインタークーラーの変更との相乗効果で、200psに迫る最高出力を獲得しているのだ。エンジン制御はオリジナルECUでセッティング、オイルクーラーも装備して冷却系も強化している。
エアクリーナーはHKSスーパーパワーフローに変更しているが、さらに高効率を追求してフィルターを囲む遮熱プレートとアルミサクションパイプなどオリジナルパーツを追加している点に注目だ。
渋いカーボンテールが特徴のマフラーは、軽さを追求したHKSハイパワースペックL。同じくHKS製のメタルキャタライザー&フロントパイプも導入し、大容量タービンのパフォーマンスをフルに引き出している。
パワーを支える足まわりは、HKSハイパーマックスMAXI V SP車高調をベースに、スプリングレートをハードなものへ変更(F12kg/mm R9kg/mm)。クスコ1WAY LSDにフロント245というワイドタイヤを組み合わせて、コーナリング限界の向上を目指している。
ブレーキ強化も抜かりはなく、フロントブレーキはランデュースオリジナルの6ポットキャリパーと304φドリルドスリットローターに変更し、強力なストッピングパワーを獲得。リヤブレーキはパッドをZONE製に変更している。
スマホホルダーが通勤快速をうかがわせるインテリア。エンジン情報はブリッツの多機能モニターで把握する。
スポーティなシートは、運転席がフルバケのレカロRS-G、助手席がリクライニングタイプ(セミバケ)のSR-7Fとなっている。
ホイール&タイヤは、アドバンレーシングRG-D2にアドバンA052という組み合わせ。リヤの215/45R17(7.5J+48)に対し、フロントが245/40R17(8J +37)というかなり攻めたセッティングになっている。
今回アタッカーを務めた菊地ヤス選手も「エンジンはパワーがあってピックアップも抜群。弱オーバーのクイックなハンドリングが楽しいね」と満足の様子。なお、エアロパーツは現在トラスト製のリップスポイラーのみに留めているが、今後はバリスと高機能ボディキット開発も行なっていくというから、ますます進化が楽しみだ。
●取材協力:オリジナルランデュース 岡山県倉敷市三田118-1 TEL:086-464-0606
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