フェラーリは、スペインGPでの敗北で強調された問題の背後にある”謎”を解決できれば、マシンの弱点に素早く対処することはできると考えている。
スペインGPでエアロと内燃機関(ICE)をアップデートしたにも関わらず、フェラーリはオフシーズンテストで見せたSF90のポテンシャルを発揮できずにいる。
■フェラーリ、スペインGPのチームオーダーは”適切”なタイミングだったと主張
スペインGP予選では比較的高速のセクター1で速さを見せたフェラーリだったが、最も低速のセクター3ではメルセデスに大差をつけられた。
決勝ではメルセデス勢だけでなく、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にも先行を許し、セバスチャン・ベッテルが4位、シャルル・ルクレールが5位でレースを終えた。
フェラーリの弱点が、開幕戦とスペインGPで変わっているかどうかmotorsport.comが尋ねたところ、チーム代表のマッティア・ビノットは次のように答えた。
「弱点は週末を通して強調されていたし、それは単純明快だったと思う。解決するのにどれぐらいの時間がかかるのか、答えるのは難しい。我々にとってもっと重要なのは、それらに対処する方法を理解することだ。それができれば、すぐに対処することができると確信している」
ビノットは、今季これまでに導入されたアップグレードは予想通りに機能していると話した。そのためチームは、マシンの全体的なパフォーマンスが限界に達しつつある可能性、あるいはオフシーズン以降メルセデスがフェラーリの開発スピードを凌駕している可能性があると考えている。
また今季から、ピレリは全戦にトレッド面が薄くなっている新しいタイヤを導入している。これまで、このタイヤを使いこなすのに苦しんでいるチームが多く、フェルスタッペンはメルセデス以外にタイヤの変化に適応できているチームはいないと述べた。
ビノットはタイヤについて、「タイヤの管理は難しい。それは事実だ」と話した。
「タイヤは、マシンのパフォーマンスを発揮する上で重要な要素であり、その管理と最適化はパフォーマンスに大きく影響する」
「今年のタイヤは、昨年とは違った振る舞いをしている。ピレリとしてはブリスターの発生を防ぐという目標を達成しているので、安全上の理由から素晴らしいと言わざるを得ない」
「しかしそのパフォーマンスを理解し、対処し、最適化することが我々の仕事の一部だ。そしてそれは、単純明快ではなく、簡単な仕事でもない」
「今週末(スペインGP)は様々なコンディションになった。土曜日の午前中から午後、決勝に至るまで、路面温度はかなり異なっていた。我々のマシンの挙動を理解する上で、それらのデータを分析しなければならない」
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