生ける伝説とも言われるバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。彼はMotoGP最高峰クラスで7度のタイトルを獲得し、現在40歳ながらもまだまだトップレベルのパフォーマンスを発揮し続けている。
ただ近年ではチャンピオンシップに挑むのはもちろん、勝利を挙げるのも難しくなりつつある。事実、ロッシは2017年のオランダGP以降、勝利から遠ざかっている。
■ロッシ、バイクの改善に満足。ランキング2位につけるも「マルケスが”本命”」
今季ランキングの首位に立っているドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ローマで開催されたイベントで、ロッシについて次のように語った。
「彼は考え方を変えたと思う。彼にはそうする必要があったし、それは賢明なことだった」
そうドヴィツィオーゾは語った。
「彼が10年前と同じようにレースにアプローチし続けていたならば、彼は自分自身を破壊することになっただろう」
「でも彼は賢明な人だ。もう同じような形で敗北に接することはできないということに気付き、それに適応した。彼は40歳になり、自分がしていることを見つめている。過去2年半の間、彼はなんとかして、(ヤマハのチームメイトであるマーベリック)ビニャーレスのような強い男と対峙することができたんだ」
ドヴィツィオーゾは、ロッシよりも7歳若い。しかし、同じくらい長い間、MotoGPに乗っていることができないだろうと考えている。ここまで13勝を挙げているドヴィツィオーゾだが、もしロッシと同じ立場にあれば、すでに引退していたはずだと語る。
「40歳でMotoGPに参戦しているとは、僕は思わない」
そうドヴィツィオーゾは語った。
「そんなことできるとは思えないからじゃない。それは僕の目指すところではないからだ」
「誰もが、自分のやり方で生きることを選ぶ。しかしバレンティーノはうまくやっている。彼には、レースを続けるかどうかを決めることができる機会がある。現時点でMotoGPに参戦していなければ、彼にとっては悪いことなのかもしれない」
「彼は長年にわたって勝っていなくても、彼にはたくさんの強く若いライダーたちと戦う気力があるんだ」
「誰もが、自分たちの方法で生きるのは正しいことだ。みんな、自分にとっての優先順位を持っている。僕の場合は、例えばモトクロス……モトクロスでレースをすることだ。だからもし僕がロッシのように9回もワールドチャンピオン(最高峰クラスで7回、125ccで1回、250ccで1回)を獲っていたら、僕はもはやMotoGPにはいないだろうね」
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