3月15日(金)にオーストラリア・メルボルンで開幕するF1の2019シーズン。今季からレッドブルとトロロッソの2チームにパワーユニットを供給するホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治は、ここまで順調に準備ができていることについて、全メンバーに感謝を述べた。
「2019年、オフシーズンが明けいよいよオーストラリア・メルボルンでの開幕戦が始まります。シーズン初戦はいつの年でも特別なものですが、我々にとって今年の開幕戦は2チーム供給体制初年度として新たな挑戦の始まりとなります」
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田辺テクニカルディレクターは、そうホンダのプレスリリースに語った。
2015年にF1復帰したホンダが、2チームにパワーユニットを供給するのは2019年が初となる。それだけにホンダのF1体制も大きく拡充されているが、オフシーズンのテストではパワーユニットに関連するトラブルもなく、着々と準備を進めてきた印象だ。
「オフシーズンを締め括る8日間のバルセロナテストではスクーデリア・トロロッソ、アストンマーチン・レッドブル・レーシング両チームの4人のドライバーがドライブし、多くの走行距離を稼ぐことができました。その中でレース本番に向けた課題項目なども抽出されましたので、改善施策を練りオーストラリアに持ち込みます」
「ここまで順調に準備を進めていますが、新たな2チーム体制に向け努力を続けてきたHRD Sakuraや(英国・ミルトンキーンズにある)HRD-MKのメンバー、そしてスクーデリア・トロロッソとアストンマーチン・レッドブル・レーシングに感謝の言葉を送りたいと思います」
レッドブルはオフシーズンテストで本格的な予選シミュレーションを行っていなかったこともあり、今シーズンの勢力図は未知数だ。
ただマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は「テストでのロングランペースを見れば、パフォーマンスは上々なので、シーズン開始から競争力を発揮できることを願っています。かなりいいパッケージに仕上がったと思います」とコメントしている。
メルセデスやフェラーリとの差がどうなるのか、どんな戦いが繰り広げられるのかは蓋を開けてみなければ分からないが、見逃せない開幕戦となるだろう。
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