2019年からレッドブルにパワーユニット(PU)を供給し、F1復帰後の初優勝を目指しているホンダ。レッドブルとトロロッソの燃料サプライヤーであるエクソンモービルは、ホンダと共にオフシーズンに推し進めてきた開発の規模を明かした。
燃料および潤滑油を供給するエクソンモービルは、PUメーカーのホンダにとってパフォーマンスを追求する上で非常に重要なパートナーだ。
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エクソンモービルのグローバル・モータースポーツ技術マネージャーのデビッド・ツルサキは、シーズンの開始前に36種類以上のエンジンオイルと40種類以上の燃料を開発し、最高の製品を作り出すために限界までプッシュしたことを明かした。
「我々は冬の間にアップグレードを行った。それらをレースで使ったことはないが、我々はとても多くのデータと情報を得ている」と、ツルサキはmotorsport.comに話した。
「この変更を行うのに十分な時間を費やした。12月上旬には日本に訪れて、変更を行うための最終期限を議論していたんだ」
「我々は、バルセロナでのテストのために発送を始めたと言った。でも、もし我々が別の変更をするために新しい何かを開発した場合は、それを航空貨物で輸送することに同意したんだ。そして実際にそうした」
「すでに次のアップグレードをいつ持ち込めるか、いつベンチテストができるか、計画に取り組んでいる」
昨年までレッドブルにPUを供給していたルノーにとって、レッドブルはあくまでカスタマーチームだった。そしてルノーはBP/カストロールを燃料パートナーとしていたため、エクソンモービルの燃料・潤滑油を使ったレッドブル用のベンチテストは制限されていた。
しかしホンダの場合はそうではない。同じくホンダPUを搭載するトロロッソもエクソンモービルと提携しているため、ホンダはエクソンモービルとのタッグに全ての時間を費やすことができる。
ツルサキは、ホンダが望んでいることについていくために、エクソンモービルにプレッシャーがかかっていると話す。
「彼らに『私たちはテストをする準備ができている。あなた方は3週間で何か準備をすることができますか?』と言われても、時には難しいこともある。しかしほとんどの場合、それを実行することは可能だ」
「我々はうまくやっていると思う。前進するために、共同で取り組んでいける現状は素晴らしいと思う。彼らが我々に予定を教えてくれるのもありがたいし、会うことができるかどうかも分かる」
「以前に我々がいたポジションから、すでに大きく飛躍している。それは素晴らしいことだ」
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