2021年にレギュレーションの刷新を控えるF1に、標準パーツを導入することを目指しているFIAは、世界モータースポーツ評議会(WMSC)で標準パーツのサプライヤーを募る入札開始についての承認を得たようだ。
先月、FIAは2021年から2024年にかけてF1で使用される、共通ギヤボックスの入札をスタートしたばかり。今回の動きはそれに続くものだが、マシンやパワーユニットのどのエリアを対象とした入札の承認なのか、詳細は明らかにされていない。
■遅いマシンはF1とは言えない! FIA、ダウンフォース削減による追い抜き増加には消極的
FIAの声明によれば「2021年の技術規則の検討が進められている。その流れの中で、評議会は一連の入札の開始を承認した」とのことだ。
FIAはF1の運営陣と協力し、2021年以降のF1パッケージを作り上げている最中だ。標準パーツの導入は、ファンがあまり興味を持てないエリアに、多額の開発資金が投入されるのを防ぐことを狙いとしている。
これによりコストが削減される他、パーツの共通化により各チームの戦力が拮抗する効果も期待できる。
F1のマネージングディレクターであるロス・ブラウンは「全体的なパフォーマンスという点で、各車の差を縮める必要がある」と語った。
「現時点では、F1はまるで”2リーグ制”のようになってしまっているが、それを止めなければならない。チーム間のパフォーマンス差をもっと小さくする必要があるんだ。コストのコントロールもその一環だし、レギュレーションの進歩もそうだ」
「ファンを惹きつけることのない多くの要素を取り除く。ファンにとってエキサイティングで魅力的なテクノロジーは残しておくべきだ。しかし車載消火器を他のチームよりも少しでも軽くしたいという理由で、全チームが独自に消火器を製造している」
「誰もそれに興味を持ってなどいない。だから誰もが同じ消火器を積んでマシンを走らせるべきだ。それはとてもシンプルだ」
「もし消火器に費やすお金があるのなら、おそらく他のチームよりも少し軽いモノが出来上がるはずだ。チームにリソースがあればそれができる。そしてほんのわずかな利益を得るのだ」
「だがそれを知る以前に、トップチームは1秒も速く走っており、チーム間の競争は貧弱だ」
「だからマシンがお互いに接近していなければならない。そしてちゃんと競争できるような方法で、バトルをさせなければいけないんだ」
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