現MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスは、昨年12月に肩の手術を受け、それ以来回復に努めてきたが、開幕戦カタールGPには万全の体調で挑めるようだ。
マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は脱臼癖のある左肩の問題に対処するため、昨年12月に手術を受けるという選択肢を選んだ。当初の予想では2月初旬に行われるセパンテストに、回復が間に合うと見込まれていたが、手術が予想よりも難しいものになり、完治に遅れが出ていた。
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このオフシーズンの間、マルケスは理学療法に時間を費やし、開幕戦までにコンディションを整えるべく精力的にトレーニングを積んできたという。
「このオフシーズンはとても険しいモノだった。僕は開幕戦に最高のコンディションで挑むために、毎日理学療法のセッションを5時間こなし、懸命に取り組んできた」とマルケスは説明する。
そう語るマルケスは、術後のリハビリを実に200時間以上もこなしている。ただ、セパンテストでは身体的な限界もあり、3日間で計105周を走行するに留まっていた。その後、マルケス自身も回復の遅れを認めていた。
セパンテストから約2週間後に行われたカタールテストでは、144周を走行し、総合タイムでも4番手を記録するなど、身体の回復が進んでいることが伺えた。そして、いよいよ3月8日に開幕戦カタールGPの開催が近づいているが、マルケスは身体をほぼ100%の状態に仕上げてきたようだ。
「カタールテストでは、身体の状態がセパンの時よりも遥かに良くなっていることが分かった。そして今、僕は身体がほぼ100%の状態だと言える。カタールは通常ホンダの得意でないサーキットだけど、彼らはマシンをかなり改善してくれたからテストでは強さを感じられたよ」
そう語るマルケスだが、彼はロサイル・インターナショナル・サーキットでの優勝は2014年の1度のみであり、油断はしていないようだ。
「カタールGPは特別なレースだ。もちろん、開幕戦だからという理由だけではなく、気温に注意を払わないといけないからだけどね」
MotoGP唯一となるナイトレース、開幕戦カタールGPは日本時間3月10日26時に決勝レースがスタートする予定だ。
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