鈴鹿サーキットで行われているスーパーフォーミュラの2019鈴鹿公式テスト。1日目で総合3番手を叩き出したニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)は、初めて乗ったSF19のパフォーマンスを高く評価していた。
昨年から開発テストが行われ、数名のドライバーはSF19を経験していたが、キャシディは今回の鈴鹿がSF19初体験だった。
■新人アレックス・パロウが初日最速、早くもコースレコードを上回るタイムをマーク
それでも、モースポフェスのイベント内で行われたフリー走行で4番手タイムを記録すると、公式テスト初日でも常に上位を位置する走りを披露。午前のセッション1で2番手タイムをマークすると、午後のセッション終盤にはユーズドのソフトタイヤで3番手につけた。
「充実したテスト初日だった。ウエットコンディションだった午前中はセッション中のほとんどでトップを維持できていた。山本選手が最後にタイムを出してトップは奪われたけど、2番手でセッションを終えられたのは(良い意味で)驚きだった」
「午後のドライコンディションでは、前日の走行から調子はよかったけど、そこからさらにレベルを上げていくことができたと思う。最後は中古のソフトタイヤでタイムアタックして3番手タイムを出すことができた。ドライでのフィーリングはすごくいい。正直、今のクルマのフィーリングが本当に良くて(翌日以降)どこを伸ばしていけばいいかと考えるくらいだ」
そう語ったキャシディ。SF19の印象も非常に良いようだ。
「SF19はいいクルマだと思う。ダラーラやTRDの人たちが本当に素晴らしい仕事をしてくれた。SF14と比べるとストレートや少し遅い気がするけど、コーナリングスピードは間違いなく速くなっていると思う」
昨年、スーパーフォーミュラでドライバーズランキング2位を獲得し、KONDO RACING初のチームチャンピオンにも貢献したキャシディ。今年はスーパーGTでも所属するTOM’Sに移籍して2019シーズンを戦う。今シーズンに向けては、昨年の好調さを維持して、トップ争いにしっかり加わってくことを強く意識していた。
「スーパーGTと同じチームということで、スーパーフォーミュラも含めて両方のカテゴリーで一緒にレベルアップしていくことができる。それは良いことだし、そうしていきたいと思っている。昨年はランキング2位だったけど、パフォーマンスはしっかり引き出せたから不満はない。今年もトップ争いにしっかり加わっていくことが目標だ」
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