昨シーズン限りでドゥカティを離脱し、レプソル・ホンダに移籍したホルヘ・ロレンソだが、彼はドゥカティのマシンよりもホンダのマシンのほうが安心して乗れる、と考えているようだ。
ロレンソはトレーニング中の手首骨折により2月初旬のセパンテストを欠席。そして、2月下旬に行われたカタールテストが彼の2019年最初の走行となった。
カタールテストで彼は控えめなスタートを切ったが、テスト最終日には5番手タイムを記録し、3日間総合タイムでは6番手タイムとなった。
以前、彼はRC213Vの快適なポジションを見つける事に苦戦していると認めていた。しかし、テストを通して“大きな進展”があり、満足しているとロレンソは話している。
「その点では、昨年のドゥカティよりもホンダに適応できていると感じられる。だけど、まだレースペースの面では理解する必要があることが沢山ある」
そうロレンソは語る。
「身体の方は去年よりも悪い。だがアルゼンチンGPではより良くなっているだろうし、3戦目のアメリカズGPでは100%になっているだろう」
「セッティングの作業を始めて、僕らは本当にマシンを改善できた。全体的にかなり上手く乗れるようになった」
「テスト最終日には、僕らは既に競争力があって、トップにかなり近かった。ポテンシャルを示すことができたし、作業を続けていればもっと高いレベルに行けるはずだ。とても満足している」
「今、僕たちはライバルにかなり接近していて、大きなポテンシャルを秘めている。ホンダと全力で取り組み続ければ、僕は更にマシンを理解し、適応できると確信している」
「テストの3日間での進歩は非常に大きかった。ポテンシャルは非常に高い」
ロレンソはテスト2日目に、マシンを乗る時間を限定していたことを認めている。そして、怪我の回復の遅れは、ロレンソのホンダ移籍後初レースを“難しく”すると見られ、しかもテスト最終日にロレンソはターン2で転倒。彼はこの転倒を“恐ろしかった”と語っているが、幸いなことに手術を受けた手首に影響は無かった。
「コンディションは気温が低く、湿度が高かった。そうした状況で、僕はかなり強い勢いでクラッシュしてしまった」
そうロレンソは転倒について話している。
「この転倒にはとても恐怖を覚えたよ……僕はレースモードだったんだ」
「あのコンディションでレースシミュレーションをしたのはミスだった。出来るだけ手を守りながら乗り始めたんだけれど、ストレートでフロントがロックしてしまったんだ」と、ロレンソは説明している。
テスト終了後、チームメイトのマルク・マルケスに、ロレンソがカタールテストで見せたパフォーマンスについて見解を求めると、彼は次のように答えた。
「ロレンソはかなり良い走りをしていた。彼は1周のラップタイムではとても強い。だが、現時点ではレースペースはまだ遠いと思う」
「通常、ここはロレンソのライディングスタイルに合った、彼が速いサーキットだ」
「ロレンソは良い仕事をしたと思う。もちろん時間は必要だ……ただ、ホンダ・レーシングにいるならフロントを走らないといけないけどね」
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