フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、バルセロナ合同テスト後半2日目にターン3でマシンのコントロールを失い、テックプロのバリアにクラッシュしてしまった。
フェラーリはこの原因について、左フロントホイールのリムが、外部からの衝撃によって損傷し、その結果破損したと結論付けた。
■トロロッソ、ホンダPUの信頼性に大きな手応え「3基でシーズン戦える」
このクラッシュにより、この日午後に走行予定だったシャルル・ルクレールの周回数はわずか1周にとどまったため、翌日以降のテストスケジュールが変更されることになった。
チーム代表のマッティア・ビノットは、この問題について「非常に不運な状況だった」と考えているが、データをさらに深く検証すると語った。
「その問題の発端と原因を理解するため、我々はすべてのデータを調べた」
そうビノットは語った。
「我々は今回の問題については、リムのトラブルだと信じている。コース上を走っている時、リムが外部からの衝撃を受けた。避けることができないトラブルだった。非常に不運な状況だと思う」
「これが、我々が現時点までに得た説明だ。しかし、まだ他に起きる可能性があるかもしれない問題に対処するため、最終的にはすべてのディテールとデータを確認し、さらに深く検討する」
開幕前テストで速さを発揮したフェラーリ。しかしテスト後半はトラブルに見舞われ続けた。前述のベッテルの事故に加え、木曜日には排気系にトラブルが発生し、ルクレールが走行プログラムをストップ。さらに最終日にはベッテルの走行中に電気系のトラブルに見舞われてしまった。
ビノットは、フェラーリのテストプログラムが期待通りには働かなかったことを認めた。
「昨シーズンのテストも、非常に困難だった。しかしそれは、天候のせいだったのだ」
そうビノットは語った。
「しかし今年は全く違う状況だった。空は晴れ、気温も素晴らしかった。そんな日が続いていたのに、我々は信頼性の問題をいくつか抱えていた。ターン3でセブがクラッシュしてしまったのだ」
「我々のプログラムは、予定通りに進まなかった」
「もっと準備すればよかった……私はそうは思わない。今年の戦いは、よりハイレベルだろうと思う。メルボルンに向けた準備はまだ整ってはいないと思うが、まだ数日ある。実行すべきタスクがまだある」
多くのトラブルに見舞われた今季のフェラーリ。しかし昨年の929周に比べて68周多い997周をテスト中に走破することに成功している。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?