F1合同テストは後半に入り、通算で7日間を消化。だが、ウイリアムズはマシン開発の遅れから最初の2日間は走行できていない。開幕前テストも残り1日と、いよいよ2019年シーズンの開幕が迫る中、ロバート・クビサはチームに残された猶予がもはや少ないと語っている。
テスト後半2日目、クビサは参加ドライバー中の最多タイとなる130周を走行している。しかし彼は、チームが“ドライバーの観点から”作業を進めることができていない、と話す。
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「2日目はある面では収穫の多い日だった。だけど、おそらくもう一方の面ではそうではない。(開幕戦の)期限が迫っているんだ」
「ドライバーの観点からすると、僕らはまだマシンに手を入れられていない。だから見つけないといけない事が多くあるんだ。だけど残念なことに、開幕戦までの時間は多くはない」
「これはチームの皆が働いていないわけじゃない。僕らは改善に取り組み続けて、問題を解決する必要がある。当然、問題があっても何もプラスにはならない。だから、問題の解決に向けて最大限努力しないといけない」
「シーズンが順調にスタートできれば助けになるだろうけれど、僕らは本当に最大限の努力をする必要がある」
この日は無事に走行を重ねられたクビサだが、それでも第1回合同テストでの遅れの影響があると話している。
「2日目は問題無い1日だった。ただ残念だけど、先週あった問題(マシンの製造の遅れ)のせいでテストプログラムにも少し遅れが出ている」
「だから悪いこと、良いことが混ざった感覚だ。ポジティブなのはかなり周回を重ねられたことだ。一方で、僕らに残された時間はあまり多くない」
「僕ら、特に僕の立場としては望んでこの状況にいるわけではない。だけど僕らは多くのデータを集めて、多くの異なるものを確認しているんだ」
「今後はもっとマシンをドライビングする時間が取れると思っている。異なるセッティングやパーツにマシンがどう影響するかを確認するんだ」
実際、クビサの語るようにテスト3日目にはジョージ・ラッセルが140周と順調に周回をこなしている。そして、残る最終日はクビサが再びステアリングを握る予定になっている。
ただ、ウイリアムズはテストでの走行距離を7日間で通算すると、最下位に沈んでいる。しかし見方を変え、テスト後半3日間に絞って計算すると、走行距離は3位となり、遅れを取り戻すために精力的に走行を重ねていることが見て取れる。
こうした混乱したプレシーズンも考慮に入れつつ、開幕戦でどんな結果を示せばウイリアムズにとって良いリザルトだと言えるか尋ねると、クビサはこう答えた。
「最大の成功は、自分が良い仕事をしたと分かる週末を終えることだ。僕らは、世間が期待するようなリザルトを争う状況ではないと思う」
「(開幕戦の終わった)日曜夕方に、週末を通して行ったことに満足できれば、僕は嬉しい」
「僕はとても正直だし、自分には厳しいんだ。だから自分の行った仕事に満足できれば、それで嬉しく思うはずだ」
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