F1のバルセロナ合同テスト後半初日のセッションが行われ、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは2番手だった。
マクラーレンのノリスは午前中に38周を周回。しかしセッション開始から約2時間半が経過したところで油圧関係のトラブルに見舞われ、コース脇にストップしてしまう。結局、午前中は最下位のタイムだった。
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しかし午後にはコースに復帰し、今度は順調に周回。合計80周を消化すると共に、2番目に柔らかいC4タイヤを履き1分17秒709のトップタイムを記録した。ただ、残り20分というところでターン2でストップしてしまい、この日2度目の赤旗の原因となった。
レッドブル・ホンダのガスリーは、午前中に続き再び2番手。ただ、C3タイヤで記録した1分17秒715というタイムは、このオフシーズンのレッドブルのベストタイムを1秒以上更新するもの。さらにこの日のガスリーは全ドライバー中最多の136周を走破しており、高い信頼性と速さの両方を発揮することとなった。
レーシングポイントのランス・ストロールがこの日3番手のタイムをマーク。首位ノリスと同じC4タイヤを履き、わずか0.115秒遅れの好ペースだった。周回数は82周をこなした。
午前中はシャルル・ルクレールが乗り、トラブルに見舞われるなどわずか29周の走行に終わったフェラーリ。午後にはセバスチャン・ベッテルが乗り込み、順調に周回を重ねてC3タイヤで4番手タイムを記録。セッション後半、ベッテルはC4とC3タイヤでのロングランをこなした。
午前中トップタイムを記録していたアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは、午後にタイム更新をすることができず、結局5番手でこの日の走行を終了。一方、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンがペースアップして6番手タイムを記録すると共に、103周を走破した。
ハースのケビン・マグヌッセンとウイリアムズのジョージ・ラッセルのふたりも100周以上を走破。8番手と9番手になっている。ラッセルはマシン開発の遅れから1回目のテストでは満足に走行することはできなかったが、この日は走行距離を重ね、アタック走行とロングランの両方をこなすことができた。
ルノーは午後にダニエル・リカルドが77周を走って10番手、午前中にはニコ・ヒュルケンベルグが80周を走行して13番手となった。
メルセデスにとっては少し懸念が残る1日となった。午前中こそルイス・ハミルトンがトラブルフリーで走行し、C2タイヤとC3タイヤでのロングランを実施した。しかし午後にマシンを引き継いだバルテリ・ボッタスは、アウトラップで油圧の問題が発生し、ストップ。メルセデスは予防措置として、パワーユニットを載せ換えることを決めた。
チームはこのセッション中にPU載せ換えの作業を行い、これを完了。ボッタスはコースに復帰することができた。しかし結局、この日のボッタスの周回数はわずか6周にとどまった。なおハミルトンはこの日の12番手タイム。ボッタスは11番手だった。
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