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スポーツ 2019.2.25

2019年のF1開発競争、注目はフロントウイングにあらず? 主戦場は”車体中央部”

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 2019年、F1に新しい空力レギュレーションが導入され、各チームが様々なアプローチのフロントウイングをテストに持ち込んだ。しかしレーシングポイントのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、今季の最も重要な開発エリアはフロントウイングではないと考えている。

 オーバーテイクを促進するため、前を走るマシンの乱気流から受ける影響を少なくすることを目的に、新たな空力レギュレーションが今年からF1に導入された。その中でも、大幅に単純化されたフロントウイングが最も目につきやすい変化だろう。

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 しかし各チームはすでに、失われたダウンフォースを取り戻すべくフロントウイングの開発に取り組んでおり、翼端板付近のフラップを低くする新たなアプローチを採用するチームもあった。

 一方でグリーンは、”ルールの抜け穴”がないように、フロントウイングの開発はレギュレーションで厳しく制限されていると述べた。

 つまり、チームは”やりすぎ”だと思えるほど制限されたフロントウイングの開発よりも、他のエリアでパフォーマンスを向上させようとしているとグリーンは考えている。特にバージボード周辺のエリアの方が開発の余地が大きいと彼は語った。

「フロントウイングのレギュレーションは、かなりうまく制限されている。それはやりすぎだと言えるくらいだ。現時点で我々がテストで見た以上のモノを設計するのは非常に難しい」

「人々の注目はまず、特定のフロントウイングに集まったが、それから開発競争はマシンの中央部に移っていく。つまりバージボードの周辺やフロアの前端部だ。開発の自由度がとても大きい、そのエリアが開発競争の主戦場になる」

「好きなものを好きなだけ持ち込むことができる。そのエリアで各チームが多くの作業を行うだろう」

 グリーンは、テストで各チームのマシンを見たものの、予想外だったものは何もないと述べた。一方でレーシングポイントを含めた各チームが、”隠し玉”を持っており、開幕戦オーストラリアGPまでそれを隠しておくだろうと認めた。

「フロントウイングにはいくつかの哲学がある。一部のチームはある哲学を、他のチームはまた別の哲学を持っているのだ。だが新しいものはなかった。いずれも、我々が非常に初期の段階で検討したものだったのだ」

「だから、各チームでアプローチが違っているのを見ても、私は驚かない。これまでのところ、我々が自分たちの歩みを止めて、方向を変えるようなものは何もない」

「しかし今はまだごく初期の段階であり、全部ではないにしても、とても多くのチームが何かを隠している。私は、我々が実際に多くの素晴らしいモノを隠しているのを知っている」

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(motorsport.com 日本版 Adam Cooper)

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