現在スペインのカタルニア・サーキットで行われているF1合同テスト。その2日目、フェラーリは新しいデザインのホイールを試した。そのホイールは、昨年のベルギーGP以降、メルセデスが使ってきたホイールによく似たデザインだった。
このホイールのリム部分には、多数の突起が取り付けられている。これはタイヤ内部の熱を放出しやすいように、表面積が増やされている。これによってタイヤ内部の熱が均一に保たれ、リヤタイヤがその熱によって劣化するのを軽減する効果があるとされる。
昨年のメルセデスは、タイヤの発熱の問題により、苦しむレースが多かった。しかしこのホイールを投入した後、その症状が劇的な改善を見せ、結局6勝をこのホイールと共に挙げている。
今回フェラーリも、同様の効果を狙ったものとみられる。ただ、メルセデスのモノと比較して、その熱放出の効果を拡大するためか、リムに取り付けられた突起が拡大されている。
なおマクラーレンも、塗装こそ黒くなっているものの、同様の突起がついたホイールを採用している。
ただ、メルセデスが冷却効果を高めるために追加使用したスペーサーを、フェラーリやマクラーレンも使っているかどうかは定かではない。なお、フェラーリとメルセデスのホイールはいずれもO・Z製、マクラーレンはエンケイ製である。
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