マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、2019年のマシンが”良いクルマ”であることを期待していると語った。
マクラーレンは、F1の歴史上2番目に成功したチームだ。ここまで通算182勝。これは、フェラーリ(228勝)に次ぐ記録である。
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しかしここ数年のマクラーレンは、チーム史上最悪の危機に瀕している。2012年以降勝利を挙げられていないばかりか、2014年開幕戦を最後に表彰台にすら立つことができていない。
ホンダとの3年間でうまく行かなかったマクラーレンは、昨シーズンからパワーユニットをルノー製に変更。これにより、再び表彰台争いに戻ることが期待されていた。しかし、2018年用マシンMCL33は期待外れ。ポイントこそ獲得したものの、シーズン終盤には低迷の一途を辿り、ウイリアムズとグリッド最後尾を争うような状態となった。
レーシングディレクターのエリック・ブーリエが昨年の夏にチームを離脱して以降、マクラーレンは組織改革を実施。かつてポルシェのLMP1プロジェクトを率いていたアンドレアス・ザイドルをマネージングディレクターに就任させるなどした。
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、先日行われたオートスポーツ・インターナショナル・ショーに登場。「2019年は我々にとって、重要な年になるだろう」と語った。
「我々は、良いクルマになることを期待している」
そうブラウンは語った。
「オフシーズンの開発は、計画通りに進んでいる。しかし、一緒に走ってみるまで、戦いがどうなるのか、そしてどれほど厳しいモノになるのかは分からない」
「ふたりのドライバーからの、優れたフィードバックが必要だ。これは、2018年のマシンとは大きく異なるだろう」
「我々は、彼らが自らの置かれたポジションで激しく戦うことを望んでいる。当然、チームメイト同士で戦うことになるだろう。しかし、彼らはうまくやっているし、良いドライバーたちだ。そしてチームとして前進するためには、2台のマシンでポイントを稼ぐ必要がある」
「彼らはそのことを理解している。それがチームの目標なのだ」
マクラーレンは、MCL33の空力的での弱点に繋がった”過ち”を理解しているという。
マクラーレンは、2018年シーズン序盤には、コンスタントにポイントを獲得した。しかし夏休み明けに失速。後半9レースのうち、ポイントを獲得できたのはわずか2レースのみだった。
「マクラーレンの全員は、確実に2018年よりも良いマシンを作り上げるために、懸命に働いている。なぜなら、ドライバーたちが昨年のようなマシンをドライブしたくないということが分かっているからだ」
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