BMWアンドレッティは、今季のフォーミュラE開幕戦ディルイーヤePrixに引き続き、第2戦マラケシュePrixでも速さを見せた。予選こそヴァージンのサム・バードにポールポジションを譲ったものの、レースでは一気にオーバーテイクを成功。アントニオ・フェリックス・ダ・コスタとアレクサンダー・シムスが1-2体制で後続を引き離していった。
このまま1-2フィニッシュは安泰かと思われた矢先、シムスがダ・コスタにターン7でオーバーテイクを仕掛けた。しかしダ・コスタはこれに防戦し、両者が派手にロックアップ。ダ・コスタはウォールに突き刺さりリタイアとなり、シムスはコース復帰を果たしたものの、4番手までポジションを落としてしまった。
■フォーミュラE第2戦マラケシュePrix決勝:BMWまさかの同士討ち。ダンブロジオ漁夫の利で通算3勝目
当時の状況を尋ねられたダ・コスタは、この事故の原因が自分にあると認め、「チームの勝利を奪ってしまった」とmotorsport.comに語った。
「申し訳ない。それはミスだった。しかも完全に僕のせいだ」
そうダ・コスタは語った。
「ひどく苛だたしい結果だ。勝利も、そして1-2も失ってしまった。もし僕が勝利を失ったとしても、アレックスが勝つ可能性だってあったんだ」
「でも、僕は彼の勝利も、そしてチームの1-2も奪ってしまった。最悪の気分だ」
またダ・コスタは、マラケシュePrixの決勝では、シムスの方が速かったと認めた。
「今日は彼の方が速かった。特にあの(事故の)時点ではね」
そうダ・コスタは語った。
「それまでの15周、彼は僕に対する強みを築いていた。僕よりもペースが速かったんだ」
「僕はそのことを受け入れ、彼を先に行かせるべきだった。しかし、僕はそうしなかった。それは40分間のレースで起きてきた、様々なことの組み合わせの結果なんだ」
「それが起きてしまったとき、僕は穴があったらそこに逃げ込みたかった」
一方でシムスは、「我々全員が、今回のことについて責任を負うべきだ」と語ると共に、特にコミュニケーションについては改善する必要があると指摘した。
「僕らは共に学び、そして一緒に働いていく必要がある」
シムスはmotorsport.comに対してそう説明した。
「その時点では、僕はアントニオよりも多くエネルギーを持っていたと思う。でも、僕は自分の気持ちをチームに十分に伝えていなかった」
「アントニオと僕はうまくいっている。僕らの関係に問題があるから、今回のことが起きたわけじゃない。僕らはいい友人同士だし、こんなことが起きることを望んでいなかった。しかし僕らはこのことから学び、前に進んでいく」
ふたりのドライバーは、当時チームオーダーが出されるべきだったと示唆している。
「どうしてそういう状況が起きたのか、チームと話し合うつもりだ。彼を先に行かせるというチームオーダーが出されても、僕は気にしなかっただろう」
そうダ・コスタは語った。
「それを楽しむことはできなかったとは思う。でも、それ(チームオーダーの発令)がすべきことだった。繰り返しになるけど、今はそれについて話し合い、そこから前に進んでいく」
一方でシムスも、次のように語った。
「僕はチームオーダーがあるべきだったと思う。それが、僕らが学ぶ必要のあることだ」
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