ヤマハで3度MotoGPチャンピオンを獲得しているホルヘ・ロレンソは、期待はずれとなったドゥカティでの2シーズンを終え、マルク・マルケスの所属するレプソル・ホンダへと移籍する。
そのロレンソは2018年11月に行われたプレシーズンテストで早速ホンダRC213Vを走らせ、まずまずのスタートを切った。
■ロレンソ、コンパクトなホンダのバイクに自信「ドゥカティより”安全”」
ロレンソは既にマルケスを中心として出来上がっているチームに加入するだけでなく、ドゥカティ・デスモセディチGP18からホンダRC213Vへの乗り換えに適応しなければならない。そして、このことはロレンソにとって、チームメイトとなるマルケスとの争いで敗北した際、言い訳にもできる要素だ。
「マルケスには強いところもあれば、もちろん弱いところもある。それはマルケスが改善する必要があるものだ」
MotoGPの前身であるWGPにおいて最高峰500ccクラス3度のチャンピオンを獲得しているウェイン・レイニーは、motorsport.comにそう語る。
「ロレンソにはマルケスに対してプッシュしていくという大きなモチベーションがある」
「彼が優勝を狙って走る時のように、リスクを負ったライディングをしてマルケスにプレッシャーをかけミスを誘うことができれば、それはロレンソにとっては良いことだろう」
「マルケスにかかるプレッシャーはロレンソよりも大きい。ロレンソはドゥカティから移籍してくる一方で今のホンダはマルケスがエースのチームであり、マシンの開発も彼が主導しているんだからね」
この状況はロレンソにとってはかかるプレッシャーが少ないだろうとレイニーは考えている。
「もしロレンソが3位か4位に入れば、彼は“まだバイクに適応しているところだ”と言えるだろう。と言ってもロレンソは自分が本気だと示すために最初のレースで勝ちたいと思っているだろうけどね」
レイニーはまた、2018シーズン中にマルケスが年間23回と最も多く転倒を喫していた事実を強調した。現チャンピオンのマルケスは怪我を負うリスクを減らすために、よりマージンをとって走るべきだとレイニーは言う。
「2019シーズンもマルケスが20回以上転倒をするようなら、彼は自分で体を壊すだろう」
「そしてこういったミスを彼が犯せば、それだけ彼は不利になっていく」
「彼がマシンから時速200kmでグラスエリアへと放り出された時、最初の2メートルは大丈夫かもしれない。でも、もし酷くトラック上を横切るようなら何だって起こり得る」
「私はマルケスがより着実な方法を見つけることを願ってる。彼は(転倒せずに)マシン上に留まっているべきだ。こういったミスを犯すのは健全でない。いつかマルケス自身後悔するだろう」
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