ルノーは、2019年用のF1マシンとパワーユニット(PU)がオフシーズンの間に遂げた進歩はこれまでで最も大きいと語っており、かなりの自信を持っているようだ。
2018シーズンにコンストラクターズランキング4位を獲得したルノーだが、メルセデスやフェラーリ、レッドブルといった”ビッグ3”との隔たりはいまだ大きい。ルノーが優勝争いをするためにはその差を埋める、大幅な前進を果たす必要がある。
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しかしながらルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、チームの発展スピードが落ちていることを示す証拠はないと語り、むしろこれまで以上に強気な姿勢を見せた。
「私が見ているのは、至る所で加速しているということだ」
そうアビテブールはmotorsport.comに話した。
「我々がエンジンから得ている進歩は、これまで冬の間に成し遂げてきたものよりもはるかに大きい。そして現在、風洞テストから得られている進歩も、これまでに比べてはるかに大きいものだ」
「しかし風洞実験、つまり空力に関してはレギュレーションの大きな変更があるので注意しなければならない。そういう時には、ある種のリセットが起きることは分かっている」
「ダウンフォースを失い、速やかにそれを取り戻さなければならない。レギュレーションの影響がどれほどあって、どれほど再構築できたかを判断するのは困難だ」
「しかし我々のエンジニアリングや設計、開発、製造といった能力は、あらゆる部分で成長している」
ルノーは2010年にチームを売却し、F1ワークス参戦から撤退した。その後ロータスF1へと変わっていたチームを買い戻す形で、2016年にワークス参戦復帰を果たしている。それ以来、ルノーは多額の投資や人材獲得を通してチームの再構築を進めてきた。
アビテブールは、その効果がついに出てきていると考えており、それがこの冬の素晴らしい改善につながっていると主張した。
「2018年に我々が運用してきたマシンは、チームの18カ月前の状態を反映している」
「2019年に登場する”次世代”のマシンは、複数世代のメンバーが手がけたものになるだろう。率直に言って、それが私が興奮している理由だ」
「私の個人的な意見だが、我々がやる必要があることに対して、十分なレベルのリソースを我々は持っている」
「組織は安定しており、新しい顔ぶれも加わった。彼らは組織を理解し、今や効率的に機能している」
「たとえ難しい挑戦になるとしても、今は前向きなんだ」
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