2018シーズンは多くの信頼性トラブルに苦しめられたダニエル・リカルド(レッドブル)。チームメイトのマックス・フェルスタッペンに予選成績でも獲得ポイントでも後塵を拝することになったが、両者のギャップは現実を反映したものではないと、リカルドは主張している。
シーズン序盤の6レースで2勝を挙げるという好スタートを決めたリカルドだが、第6戦モナコGPで優勝してからは多発する信頼性トラブルに悩まされた。結局、第7戦以降表彰台に上がれずシーズンを終えた。
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対してフェルスタッペンはシーズン序盤こそ接触などのトラブルもあったが、全体的に一貫した強さを発揮。シーズン終盤は第19戦メキシコGPでのシーズン2勝目を含む5戦連続の表彰台を獲得した。シーズン後半で見れば、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に次いで多くのポイントを稼いでいる。
最終的に、フェルスタッペンは249ポイントを獲得しランキング4位。リカルドはフェルスタッペンと79ポイント差の6位だった。
さらにリカルドは、予選成績でもフェルスタッペンに対し惨敗を喫している。予選でのチーム内バトルはリカルドが3勝15敗と大きく負け越している上、ラップタイムでは平均0.131秒ものギャップがある。
「今年の自分には満足している。ポイントと予選の結果が実際の状況を反映しているとは思っていない」
そうリカルドはmotorsport.comに語った。
「マックスは年々良くなっているし、彼はトップドライバーだ。彼の功績にケチをつけたいわけじゃないんだ」
「彼がとても速いということには疑いの余地もない。彼は、いつでも倒すのが簡単なドライバーではない」
「だけど彼が予選で僕を上回っていた時でさえ、僕は気楽だった。ほとんどの場合、その理由を理解していたからだ」
「時には(フェルスタッペンに)脱帽して、とてつもなく良いラップだったと言うこともあったが、そうじゃない時は僕のマシンにいくつか問題があったり、ちょっとうまくいかないところがあったりした」
リカルドは、ポールポジションを獲得したメキシコGPで信頼性以外の問題に見舞われていたという。スタート時にエンジンの回転が正常ではなかったせいで、1コーナーのだいぶ手前でパスされてしまったのだと、彼は明かした。
リカルドにとって厳しいシーズンだった2018年だが、ルノーという新天地で戦う2019シーズンに向けて、彼のやる気は十分のようだ。
「長い話を簡潔に言えば、僕はまだ今年に満足している」
「僕がやりたいようにパフォーマンスできなかったとしても、それに理由があれば理解することができた」
「そしてその理由が分からなければ、それを把握して先に進むことができた」
「記録が示しているよりも、僕はハッピーだ。そう言っておこうじゃないか!」
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