フェルナンド・アロンソは、今季限りでF1を事実上引退することとなった。彼は2007年以来、2度目のマクラーレン在籍シーズンを4年にわたって過ごしたが、結局1度の表彰台も獲得することなく、チームを離れることとなった。
アロンソが在籍していた4年間は、マクラーレンにとってF1史上最悪の4年間だったと言っても過言ではない。特に今季用マシンであるMCL33は空力面に問題を抱えており、ドラッグが多いマシンだった。しかしその反面で、コーナーでダウンフォースを維持するのに苦労した。
■レッドブルのホーナー代表「シャシーは我々が最強だったのだ。しかし……」パワー&信頼性不足を嘆く
アロンソは、「このプロジェクトで採った方向性では、期待していたような結果が得られなかった」と認めた。
「マシンにはいくつかの妥協点があった。しかし、パフォーマンスには大きな希望があった。残念ながらそれはもたらされなかったけどね」
「来年はもっと良くなると思う。そのためのレッスンを受けたのだから」
マクラーレンは夏休み明けの段階で、空力面の根本的な問題を認識した。しかしながら、それはマシンに対策を施すには遅すぎるタイミングだった。そのためマクラーレンは、残りのシーズンで来季に向けた実験的な作業を多数行った。そのためアロンソは”来季は良くなるはず”との自信を持っているのだ。
「7月から、来年に向けた実験用パーツのテストを行ってきた」
そうアロンソは語った。
「クルマの方向性について、チーム内には楽観的な意見がたくさんあった」
「僕らは問題を理解した。昨年の時点から、シャシーの面ではとても競争力があることは知っていた。GPSの比較から、コーナリングスピードが速いことはわかっていたんだ」
「12カ月前、昨年のマシンは幾つかのエリアでとても競争力があった。しかし残念ながら、今年はその競争力を失うことになった」
「僕らはその理由を理解した。だから来年には、チームははるかに良いポジションに立つことができると思う」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?