12月の上旬に行われた世界モータースポーツ評議会でFIAは、CFD(計算流体力学)の開発制限が緩和されることを発表していた。これは、2021年から導入される新レギュレーションに対応するための作業に限定されることになる。
この詳細は、木曜日に発行されたテクニカルレギュレーションの最新版でも言及されており、将来に向け開発を行うことが許される条件が説明されている。これによりチームには、「公平かつ透明性のある基準で」、制限のないCFD開発を行う権利が与えられるとしている。この開発を行うかどうかは任意である。
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シミュレーションを作成する前に、チームはテストの手順とその境界条件を提出しなければいけない。これには、シミュレーションの透明性を確保するため、テストするパーツの形状や数値モデルとその条件なども含まれている。そして、FIAはCFDの追加使用を承認する。
チームはまた、マシンに関する知的財産(デザインなど)が他のチームと共有されていないことを示すため、FIAと他チームに対してシミュレーション結果の報告を行うことが義務付けられる。
各チームが無制限に行うシミュレーションで得られた結果は、最終的にはFIAの技術チームが2021年のレギュレーションをまとめるのにも役立てることになるだろう。
2019年のレギュレーション案が発表された際、チームには同様に追加のCFD稼働時間が与えられたことがあった。
2019年のF1マシンはフロントウイングが左右200mmずつ幅広くなり、奥行きも25mm長くなる。さらにリヤウイングも70mm高くなり、さらに幅も広げられる。DRSの効果も拡大させるため、フラップはさらに20mm多く開くことになる。
またスポーティングレギュレーションにも変更が加えられ、レース中の燃料制限が105kgから110kgに引き上げられることになる。
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