サウジアラビアで行われたフォーミュラEのシーズン5開幕戦ディルイーヤePrix。このレースでは、多くのペナルティが出された。
驚異的なペースでレース折り返しまでにワンツー体制を築いたDSテチータのジャン-エリック・ベルニュやアンドレ・ロッテラーの他、今回がフォーミュラEデビュー戦となったフェリペ・マッサ(ヴェンチュリ)、ゲイリー・パフェット(HWA)、アレクサンダー・シムズ(BMW)もドライブスルーペナルティを科せられた。
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FIAの発表によると、『フォーミュラEシーズン5・バッテリーソフトウェア実装ガイド バージョン5.1』を守らなかったチームにペナルティが出されたという。
motorsport.comの調べでは、この違反はエネルギー回生におけるソフトウェアの問題に関連しており、FIAが規定した以上のエネルギーを回生してしまったことが原因のようだ。
テチータ勢はペナルティにより後退したものの、追い上げてベルニュが2位。ロッテラーが5位となっている。ペナルティがペースに直接関係ないものであったことを考えると、彼らの速さは本物だと言えそうだ。
また、マッサにはファンブーストに関して、さらにふたつの違反があったようだ。
マシンの乗り換えがあったシーズン4では、ファンブーストは2台目のマシンに乗り換えてから使用可能となった。1台のマシンで戦うシーズン5からは、45分プラス1周のレースが開始されてから22分経過後に使用可能となる。
ファン投票でストフェル・バンドーン(HWA)に次ぐ2位となり、ファンブーストを獲得したマッサだが、レース前半にファンブーストを使用してしまい、5秒のタイム加算ペナルティを科されている。
さらに、ファンブーストを起動すると合計100kJの追加エネルギーを使用できるが、マッサはシステムの問題なのか、ファンブーストにより150kJを使用してしまったとのこと。
これにより、ドライブスルーペナルティに相当する25秒のタイム加算を受けた結果、14位でチェッカーを受けたマッサは17位までポジションダウンしている。
レース後、ファンブーストに関するペナルティが出される前に、マッサは次のようにmotorsport.comに語った。
「レースでのパフォーマンスや起こったこと、ポジションを上げられたことには満足している」
「残念なことに、ドライブスルーペナルティを受けたことで、それまで僕がやっていたことが台無しになった」
「結果にはがっかりしているけど、今日のレースでの僕の仕事には満足だ。ペースや戦略、アタックモード、オーバーテイク。全てが良く機能していた」
「残念ながら、実力通りのポジションでレースを終えることはできなかった」
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